THE SINGLES 2001 - 2011
ゴリラズのアルバムを聴き慣れている方には
このシングルコレクションのCDの曲順は
違和感たっぷりかもしれない。
曲順を変えることで意外性が高いといえばいいのかもしれないが
アルバムを聴き慣れていた私にとっては
聴いていて「なんでこの曲が次にくるの?」とイライラしたりで
初めてゴリラズを聴く、あるいは聴いたことのない方に
貸したり買って貰うにはうってつけかもしれないが、
普段ゴリラズを聴いているのであれば、
このシングルコレクション通りにiTunesでプレイリストを
作ったりすればいいわけで、
購入に至らなくてもいいのではないかと私は思う。
しかしながら収録曲全ての完成度は高いものであるし、
「Doncamatic」が聴けるのは嬉しい。
曲順で☆ひとつマイナス。
フェイズ2:スロウボート・トゥー・ハデス [DVD]
荒れ果てたスタジオ内を探検していってコンテンツを見る仕組みです。(普通のリストも有りますが)
おもしろいし、細々しかけがあって楽しい。ちょっとわかりづらいけど・・・PVも豪華です。
ゴリラズ・フェイズワン・セレブリティ・テイクダウン [DVD]
とにかく、いろいろとオマケが沢山。
良くあるPV集のようなオールプレイとチャプターリストだけの構成ではなく、
ゴリラズのウェブサイトのように彼らのスタジオ内を歩き回ってPV、絵コンテ、アニメ、等々を見て回る凝ったつくり。
見ていて非常に楽しいです。
★が一つ足りないのは価格。
The Gorillaz: Rise of the Ogre
サイズは縦横ともにハードカバー版より1cm小さいくらい。
ページ数も一緒。中身はもちろんフルカラー。
それでハードカバー版よりずっと安いんだから、これは買いです。
で、内容について。
Gorillazのメンバーの生い立ちやバンド結成の経緯、ディスクレビューなどかなり盛りだくさん。
多くはバンドメンバーとのインタビュー形式で書かれています。
個人的にびっくりしたのはEl MananaのPVの“真相”。
Noodleの行方を心配してるファンの人は、どうぞ読んでみてください
(youtubeのEl Mananaコメント欄でも指摘されてるけど。)
音楽だけじゃなく、ぶっとんだストーリーやクールなイラストも含めて
Gorillazを楽しみたい人には最高の本です。
そして、Gorillazのストーリーはまだ終わらない。
この本の最後のページを読めば、それがわかると思います。
Gorillaz: Rise of the Ogre
全て英語なので、まったく読めないのですが、イラストが盛りだくさん。結構画像見てたつもりも、まだまだあったんだな〜と、関心しました。最後エルマナのイラストがやっぱり一番好きで、ヌーの叫びがこれからのゴリラズを心配させます。彼らは今いったい・・・