“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3) (ファミ通文庫)
不思議です。出番がそんなに多くないはずなのに、読了後強く印象に残ったのは、メインヒロインであるはずの紫織子(しおりこ)ではなく、帆夏(ほのか)でした。
物語は小学生の女の子、紫織子を是光が救うというもので、全体を見れば前巻までの流れを踏襲していますが、雰囲気は若干異なるように感じました。
前巻までは、メインヒロインとヒカルの繋がりを辿って是光が奔走する、という流れでしたが、今回は紫織子とヒカルとの関係性よりも、紫織子の複雑な家庭環境と行動に重きが置かれているように感じました。
そのためヒカルは完全に脇役に追いやられてしまい、本シリーズの特徴となっている花をモチーフにした色鮮やかで美しい情景描写もなりを潜め、作者が得意とする、独特なミステリー風味としっとりした雰囲気も、それまでより薄めとなっています。
暴走する勝気でわがままな幼女と、本シリーズの性格はあまり合わないのでしょう。
是光の男っぷりと格好良さは相変わらずなのですが。
おそらく作者は本作品を執筆する際、非常に苦しんだのではないでしょうか。いたるところに苦労した跡が垣間見えます。
苦労した結果、物語とは直接結びつかない小ネタが幕間に散りばめられて場をにごしているのですが、それが悪い影響を与えたかというとそうではありません。
にごした描写の中でも帆夏の描写が抜きん出て素晴らしいのです。
帆夏は単なるテンプレートなツンデレキャラではありませんでした。
もう辛抱たまらんほど可愛い、健気な恋する女の子です。
カラオケボックスでの一幕は、電車の中で読んでいたにも係わらずニヤニヤを止めることが出来ず、最高に気持ち悪い奴になってしまいました。
こんな子に尽くされたら、どんな男だって一撃で陥落しますよ。是光うらやましいなあ。
私は基本的に挿絵には興味は無く、純粋に小説の内容だけを見ているのですが、本作品だけは例外でした。
表紙を捲った扉絵に描かれている帆夏が、もう可愛いのなんの。もうなんかこの絵だけで☆5つあげたくなってしまいます。
作品の内容で評価すると、物語自体は面白くて一気に読み進める事が出来たのですが、シリーズの雰囲気が少しスポイルされてる気がするのと、個人的に帆夏の印象が強すぎてメインヒロインの紫織子の影が薄くなってしまってるように感じたため☆4つ。厳しめです。
しかし、メインヒロインを食う程の可愛らしさを爆発させた帆夏の魅力にやられてしまったので☆+1。甘々です。
同じ理由で星を上下させた挙句、結局☆5つ。
まあ、私はこの作者のファンなので、どっちにしろ☆は5つなんですがw
恋する少女を書かせたら、この人の右に出るラノベ作家は居ないと思います。本当に。
ナチュリラおしゃれさん20人のクロゼット―ワードローブの収納と着こなし (ナチュリラ別冊)
洋服の収納は永遠の悩み事です(笑)
お馴染みのオシャレさんたちの収納方法も垣間みる事ができ、
いいな〜〜
こんな風にしてみたいな〜〜
と、心がくすぐられます。
ただ、実践するには我が家のスペースやセンス云々・・・色々が足らず、難しいのですが。
いつかは!!
という、自己啓発的バイブルになりそうです。
4つのテーマに沿って、
それぞれオシャレさんたちのワードローブを見る事ができます。
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part1 おしゃれさんのクロゼット
01.内田彩仍
02.中村久美子(sirone店主)
03.中川ちえ(エッセイスト)
04.柳沢小実(エッセイスト)
05.関根由美子(fog linen workオーナー)
06.マエダサチコ(キャンドルアーティスト)
07.注連野昌代(TOUJOURSディレクター兼デザイナー) ※エッセイ
7人の方のクロゼットの使い方、洋服や靴・バッグなどの収納方法が書かれています。
中川ちえさんの、「シーズンレスの洋服は風呂敷で包む」というのは、
早速真似させていただいています〜〜♪
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part2 ワードローブの着こなし方
08.恵藤文(夏椿店主)
09.塩川いづみ(イラストレーター)
10.河村奈穂(sahanji+店主)
11.横見沙代子(Mindbenders&Classics店主)
12.宮村麻里子(MmMm family companyオーナー)
13.粟田美月(manonスタッフ)
14.家守富美子(rolca on the notesオーナー)
15.後藤由紀子(hal店主) ※エッセイ
モノトーンの服だったり、色のある服だったり、
柄ものだったり・・・
ナチュラル服といっても人それぞれ。
「自分」というものをしっかりもってこそ!な洋服なんだなと思いました。
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part3 20人全員分の愛用品
16.根本きこ(フードコーディネーター) ※エッセイ
今回登場した20人が、愛用品を紹介しています。
お手本にしたい・この人が好き!というお目当ての方がいれば参考になると思います。
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part4 3つの定番アイテム
17.松田尚美(BROCANTE店主)
18.平澤まりこ(イラストレーター)
19.福井育子(主婦)
20.須田真由美(日曜喫茶運営)
これも参考になりました。
収納方法も少〜しはさみつつ、紹介されています。
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読み終えてまず思った事は、
「自分なりのスタイルをみつけることが大事」ということでした。
それぞれみなさん、ブレないステキさがあって、憧れます。
ファッションやスタイルは、
真似をするのじゃなく、
あくまでも参考に・お手本にしながら、オリジナル(自分)を作り上げていくのが大事なんだと。
自分らしい洋服を見つけて、
永く着れるものと大切に末永く付き合っていきたいなと思います。
そうすれば、次第にクローゼットも洗練されて、統一感が出てくるはず!!!?
と願いながら。
サマーウォーズ スタンダード・エディション [Blu-ray]
レンタルで見て、TVで録画して、それでも、BDを買いたくなりました。
最初は、ITの近未来の設定からなので、とっときにくい感じはしますが、絵の通り、戦国時代の合戦の要素も含まれています。
また、強い美少女が出てきて、若干、恋愛要素もあります。
「流行りをふんだんに詰め込み、田舎+大家族という日本らしさで、上手く味付けした」と思えます。
別件ですが、細田守作品の別の作品「時をかける少女」も廉価版が出てくれないでしょうか?
これも、現代的な味付けが、絶妙でした。
香川美月の本場讃岐うどん
元々香川のうどんをあまり期待して食べた事が無いので(笑)うどんは二の次で。
この商品画像は撮影が悪いのか、現物はもっと明るい色合いで鮮やかです。
うどんはすぐ食べて箱は保存。保存期間が長ければお土産用としてもっと買いたかったんですが。
キャラクターが和風で可愛いとこに期待してたのでうどんは別にいいんですけど、やはり送料高〜。
キャラ評価ということで。
阪急電車 片道15分の奇跡 [DVD]
飛行機や新幹線などに乗ってると非常にうるさい関西のオバハン。
でもその関西、日本で最後に残った人情の街じゃないかなとこの映画を見て再認識しました。
電車の車輌がしっかり連結器でつながってるようにかつて日本にあった温かい人と人の繋がり
を表現してるようでした。
辛く悲しく孤独を感じていても、あなたは決して一人ではないと。