ヴォイス・オブ・マイケル・マクドナルド
よく言われるマイケル加入前と後のドゥービーブラザーズ比較対照。
そういう雑音を一払してくれる内容です。
スティーリー・ダン時代に育んできた音楽的センス、ドゥービー時代のソウルフルなナンバー、ソロ後の洗練されたセンスとマイケルのほとんど全てが凝縮されています。
最近カバーされまくっている、ケニー・ロギンスとの合作で'79年グラミー受賞の『What a fool believes』はやっぱり最高ですね!
ちなみに12の『Sweet Freedom』は、『あぶない刑事』の元ネタとなったビリー・クリスタル&グレゴリー・ハインズの映画『シカゴコネクション/夢見て走れ』の挿入歌でもありました・・・。
Soul Speak
マイケル・マクドナルドさん、見事に健在ぶりを証明してくれた作品に仕上がっている。#1は、久しぶりにマイケル・マクドナルド節を炸裂してくれている。覚えやすいメロディーの助けもあり初めて聴く曲でありながら、途中から一緒に口ずさんでしまった。他の曲も親しみやすくもあり、渋くもありと存分に楽しめる内容に仕上がっている。アレンジも素晴らしく、音楽センスの良さが如何なく発揮されている。これからの季節、ドライブで聴くも良し、グラスを傾けながら聴くも良し、何でもござれといった出来。流石、脱帽しました。
思慕(ワン・ウェイ・ハート)
後期(再編前ですね)Doobie Brothersを牽引したMike McDonaldが「満を持して」発表したソロ作であるが、メロディー・メイカーとしてのMikeの魅力が爆発している。この後発表するアルバムがどうしても本作を上回れないのは、この楽曲のクォリティによるもの。スマッシュ・ヒットした"I Keep Forgettin'"だけでなく、最初から最後までの「いい曲」続きは今聞いても感動。80年代最高のBlue Eyed Soulアルバムのひとつである。達者なバックの助演陣も聴きもの。素晴らしい!
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Michael McDonald 好きにゃヨダレ垂涎もんなDVDなのだ
おまけにDoobieなオヤジ達までもが一同に会し
俺の大好物なJeff Bridgesが司会とくりゃ鼻血ブーで
その上今までコラボしてきた一流Musicianも集合すりゃ
もう体中の穴という穴から吹き出さずにはおれませんよ
Patti Labelle,Wendy Moten,Edwin McCain,Tommy Sims
Christopher Cross,James Ingram,David Pack,Dave Koz
Patti Austin,Kenny Loggins,The Doobie Brothers
Steve Gadd,Nathan East,David Paich,Steve Porcaro
Kim Carnes,Amy Holland,
これだけのメンツを一夜で揃えられ最高なショーを演る
こんなMusicians of MusicianってMichaelだけだ☆
オヤジやっぱり凄いぜ!センスと才能の固まりだよ
特筆すべきはC・Crossの〜Ride Like The Wind〜であり
James IngramとのトロけるようなメローなDuetsであり
Kenny Logginsとの往年で黄金の80'の2曲のコラボ!!
ヤングでナウでチョッキでパンタロンな死語の懐世界に
今一度レイドバックなハートで昔に戻ってみませう
Jeff Bridgesの味のある渋いVovalもヨソじゃ聴けません
Thank you Blue Eyed Soul
サウンド・ステージ マイケル・マクドナルド・アンド・ドゥービー・ブラザーズ [DVD]
マイケル、若い頃から抜群の歌唱センスだったけど、今は渋い大人の魅力溢れる声になり、すべての曲が今の方がいい。
往年のヒット曲が新たな感慨をもってしみじみと心に入ってくる。20年以上前にオンタイムで聴いてた我々世代に是非聴いてほしい一枚。
絵的にもキレイめで洗練された雰囲気が漂い、重くもウザくもなく、BGとして心地良く、何となく流しておける映像で◯。