荒野の決闘
数ある西部劇の中でも突出した傑作。
ヘンリー・フォンダ演じるワイアット・アープの物語。
弟殺しの犯人を追うアープの物語が軸になりつつも、
ドク・ホリディとの出会いと友情、クレメンタインやチワワといった女性陣の
ヒューマンドラマの毛色が強い。
重厚ながら、笑いも含めたテンポのいいストーリー展開。
もちろん、キレのあるアクションも健在で、
最後の”OK牧場の決闘”は大迫力だ。
荒野の決闘 特別編 [DVD]
西部劇の名作がようやくDVDで登場。
販売元のホームページによれば、何やら凄い特典映像がついて
いるようですが、本編だけでも勿論文句無しの五つ星です。
男達の「決闘」シーンは当然見せ場ではありますが、それ以上に、
荒野をとらえた画面のハッとする美しさや、H・フォンダ演じる
保安官ワイアット・アープの「可愛らしさ」、クレメンタイン嬢の
清楚な美しさ、そして何と言っても全編に漂う仄かな”詩情”に
只々陶然とするばかり。必見です。
GLORY アカデミー賞の音楽たち
もともと「生茶」のCM曲を捜していたところ、このCDに辿り着きなんとなく購入したんですが、大当たりです。
TVやCMなどで耳にした事ある曲や、聴きなれた曲がたくさん収録されています。
普段、あまり聴いた事の無い西部劇系の曲がたくさん入ってて楽しめました。
映画サントラ好きの私も新しいジャンルを開拓出来た気がします。
車で聞き流すのに最適ですよ!!
荒野の決闘 [DVD]
単純な打ち合いの西部劇ではない。あまりアクションはなく西部の雰囲気が前編に横溢している。人物の描き方の陰影が深く、時には笑いがあり、涙がある、という人生が濃縮された傑作。これ以上の西部劇はこれからもできないだろう。
荒野の決闘 <特別編> [DVD]
これは、すごい。
すごい点は2点あるが、それぞれあげると、
1プロデューサーのザナックが編集した現行版の他に、ジョン・フォードのオリジナルに近い、当初の「非公開試写版」が加えられている。
2ヘンリー・フォンダを小山田宗徳が吹替えた、TV音声が加えられている。
ということだ。
1については、未公開フィルムがあり、相違点も詳しく説明されて非常に興味深い。観たことのある人なら感じていた疑問点も明かされている。
2は、昔からのファンには、とてもありがたい。懐かしい昔のテレビの感じが味わえます。良くぞ、音が残っていた。
理想的なDVD化として満点の評価です。