ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [DVD]
「フォレスト・ガンプ」に。山寺さんの年齢に応じた吹き替えはさすがでした。女優さんが皆雰囲気があってきれいです。映像もとても雰囲気があってきれいです。ママ役の方が太陽みたいで、陰のあるこの作品の中で彼女が出てくるとほっとします。実の父親が財をなしたおかげで遊んで暮らせるだけのお金がぽんと入ってくるご都合主義の上に物語が成り立っているのはどうか。若返ってデイジーのところに戻ってきたベンジャミンがとてもきれいで、ブラピかっこいいなぁ!と思ってしまいました。年齢の隠せない部分は逆光などでややごまかしてたのかもしれないけど、その前の老け顔ブラピに見慣れた後の若いブラピはほんとにかっこよくて、老けたデイジーの気の毒な感じがより際だってました。数奇な運命っていうのは少し違う気がします。ちょっと放浪癖のある人の人生と大して変わりません。オチはなるほどなと思いましたがそれだけ。強いていえば忘れるって悲しいな〜と思いました。でも、ブラピがデイジーと娘から逃げたのが納得できません。年齢は若返っても気持ちは年とってるはずで、だとしたらただ逃げたんではないだろうし、娘が物心つく前にという配慮ってだけでは納得いかない。親に疎まれたからまた失うのが怖いってことか?でもかわいい娘から離れるのは本当につらいはずで、姿を消さなきゃいけないとわかってるのに離れられずに苦悩するという方が納得できます。父親にふさわしい人になろうと仕事をするとかなんかあがくものじゃないの?あっさり消えちゃうなんて軽すぎる。体質故何に対しても執着する事をあきらめているのかでもそのために物語全体が軽いような…もっと苦悩があるんじゃないのかなぁと思ってしまいました。見た後の感想は『まあこんなもんかな』『うーん…』『まぁふつー?』という感じ。暇だったら見てもいいかもねってレベル。レンタルしてもいいけど1000円出して買うことはしません私なら。
セカンドライフ公式ガイド Second life the official guide
説明の必要がない、公式ガイドの翻訳書です。
翻訳もわかりやすく、写真も日本向けに取り直しを
していたり、原著にない日本語版独自のページもあり、
丁寧且つ親切にSecondLifeの世界や歴史について
解説してあります。
それなりにボリューム感のある本(ページ数も値段も)
なので、「試しにSecondLifeをやってみたい」
という方には、少し敷居が高い本かもしれません。
むしろ、既にSecondLifeの住人であって、
この世界をより楽しみたい!
という方ならばぜひ手元に置きたい一冊です。
世界リセット計画 人類を支配する権力マフィア「陰謀録」
なので話題が少し古いし、
今までのベンジャミンの本を読んでいる人からしたら
どれも知っていることばかりだ。
そこだけ注意してください。
ベンジャミンの本が初めての人なら楽しめることでしょう。
ベンジャミンバニーのおはなし (ピーターラビットの絵本 2)
原語というのは良いもので作品そのものの世界を感じさせてくれます。
美しいビアトリクス ポターの世界を彼女の母国語で、楽しめます。
外国のものに興味を持つとそれがきっかけでその国の文化や言語など
を学びたくなるもので、それにもとても役立ってくれます。
ベンジャミン・バニーのお話もとてもかわいくて大好きです。
ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [Blu-ray]
昨日映画館で「ベンジャミン・バトン−数奇な人生−」を3人で観た。
う〜ん,面白かったけれど。死の床にある語り部が,死ぬ間際に娘に伝えたかったほんとのところはなんだろう。
娘の本当の父親が誰かということか,
現代だったら世俗と猥雑さにみちた芸能界に類比できる第二次大戦前後のアメリカのバレーの世界で,いくらか名を馳せたバレリーナであった自分の成功と挫折の物語か,
それとも,わが身が愛された男の不思議な人生を看取ったことか。
いずれにしても,それは「数奇な人生をおくった男」の物語ではない。
そうではなく,その男を愛し愛された女の歴史であると断言したい。
語り部の入院していた病院が位置するニュー・オーリンズを襲った巨大ハリケーンは,この物語に不必要な舞台背景のように感じた。
たしかに「数奇」だが,「年齢の逆行」さえ差し引けばふつうの(デビッド・フィンチャー監督に似合わぬほどの),静かなロマンス映画だったから。
(2009/2/12)