クリア・ホライズン~ベスト・オブ・バーシア
このアルバムは彼女の演奏活動をある意味総括する形になっている。
では私が、えらそに、彼女を総括してみよう。
ここまでの彼女の歩みはだね。日本では『ニュースステーション』に出演するという、まるで買わなきゃ、知らなきゃ『酒場での会話に加われない』なんて虚像が拡大しまくった社会現象になっていた。
そりゃ~~~たいへんだわな、拡大再生産されて消費されまくったわけだから。
でだ。このベストアルバムは。ファンのかたには悪いが。あまりいい印象を受けないのだ。
なぜなら、新曲とやらが、聴いてても良くない=2回聴く気分になれない。
つまりこうだろう、『スタッフ/プロダクションの連中/だんなさんのダニーホワイトさん』らが一度手の内をすべてさらけだしてしまったのだろう。やれるだけのことはやりつくした。『煮詰まり』現象はだれにでもある。
新曲からは『新たな展開=わくわくする期待はぜんぜん起きない』正直。
なんだかいやな予感がするが。メガセールスのプレッシャーから『なかなか新作が作れない』のかもしれない。
バーシアさんは『天才的なのど』をもっているのだから『ずばぬけた曲=売れる曲』という両面を満たすようなマテリアルが必要なわけで。そんなの作ろうと思ってできるもんじゃない。
このような苦言を呈しているのは、彼女を応援しているからであり。
次のアルバムが危険と不安に満ちているだろうな。という感じがするからである。
そうそう次の彼女のアルバムは『こけることが許されないのだ』
だから彼女が『安全路線』を取るかまたは『リスクを犯して、大胆なイメージチェンジをするのかが』が注目される。
新作がおくれているこの足踏み状態が彼女の『次作展開のための充電期間』であることを強く願う次第である。
んぢゃ
IT’S THAT GIRL AGAIN
15年ぶりの新譜となるようですがそのようなブランクは微塵も感じさせません。
逆に言うとバーシアはバーシアのまま何も変わっていません、きっと何年経ってもそうなのでしょう。
過度の期待はしない方が良いと思いますが安定感は半端ないです。