愛さずにはいられない [DVD]
NYからベガスに出張してきたアレックス。そこで知り合ったメキシコ系のイサベルと一晩をともにする。その夜限りの関係と思っていたのだが、イサベラが妊娠したことが判明して…。
典型的なWASPのアレックスと、敬虔なカトリックの大家族に育ったヒスパニックのイサベル。育ちの違う若い二人が喧嘩しながら少しずつ歩み寄っていく姿をコミカルに描いたラブ・コメディです。
原題の「Fools Rush In」とは英国の詩人アレクサンダー・ポープの言葉「Fools rush in where angels fear to tread.」のもじり。「天使ならば恐る恐るそっと歩くところも愚者は突進していく」という意味で、向こう見ずな行いをすることの愚かさを戒める箴言です。君子危うきに近寄らず、というのが最も近いでしょうか。
もちろんこの映画の愚か者はアレックスとイサベル。ろくに避妊もせずに一夜のアバンチュールを楽しんだつけを支払うことになるのですから。
しかしこの映画を最後まで見れば分かりますが、恋というのは愚かだからこそ出来るもの。用心深く計算づくで、石橋を叩いて渡る人には恋など出来ません。恋とはそもそも危ういものなのですから。
二人は人生のそこかしこに「しるし」を見出していきます。それはすべてが偶然の産物の、根拠のないものですけれど、二人はそれを信じて生きていく道を選び取ります。信じることこそが、人生のすべてであることを感じながら。
ヒスパニック系アメリカ人はアフリカ系を抜いて全米最大のマイノリティとなりました。ヒスパニックの人々とそれ以外の人々がいかに手を携えていくのかというテーマの映画がこれから増えていくことでしょう。これはその黎明期の秀作といえる映画です。
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「セレンディピティ」(ASIN: B000069B81)
「スパングリッシュ」(ASIN: B000EWRHAU)
愛さずにいられない [DVD]
主人公がロザムンドよりもン・シンリンだったらな…と思いながら観ました。若い男性を溺れさせる色香が感じられたのではと。ストーリー自体苛々するしつまらないのですが、いいところを探すとすれば…ン・ジャンユーが主人公の夫を演じている(しかも惨めなうだつのあがらないどうしようもない夫)ってところでしょうか。若い男性役の俳優さんに魅力が無かったことが作品をより退屈なものにしてます。
FREEDOM~多出來的自由(初回生産限定盤)(DVD付)
5年ぶりのアルバムなのでとてもうれしいです。
彼の性格上キットjerry迷大満足の完璧な出来になってると思います。
日本語歌詞の曲も楽しみだし、イベント?応募券?
今年も来日??
楽しみは膨らむばかりです!!
dvdは絶対見なきゃ・・・・・