CHAOS DVD
かなりのボリュームです。初期の頃のアライズ・ツアーのスペインでのライブでは、今のセパルトゥラでは聴く事の出来ないバリバリのスラッシュ・メタルが聴く事ができます。オーディエンスのノリもハンパじゃないです。ただ、曲と曲の間にインタビューを挟むのは頂けないですね。PV&ライブ&インタビュー&オフショットは必見ものです。色んなバンドと共演している時のライブやオフザケ映像が沢山収録されています。PVも最高です。あと、マックス在籍時の最後のビデオになった3曲のビデオが収録されており、メンバーが1曲ずつ、どの様な経緯で作られたビデオか語っています。日本盤には日本語字幕が付いています。PVにも字幕がついています。
A-Lex
コンセプトアルバム。多くの人が期待する楽曲と?と感じる間が錯綜して
正直もどかしさが残る。
怒涛のヘビィネスサウンドを求めると肩透かしを食らうかも。
ただ、これがバンドの成長の証と考えれば、こういった実験的作品も通過点
として寛容に接することが出来る。
ただ、誤解しないで欲しい。正直、力作であり、「マックス・カヴァレラが
いないからこそ」、この作品は出来たのではないかと思える作品。
Roots
"Arise"でスラッシュ/デスを極め、
"Chaos A.D."で方向性を変えて、本作へ。
メタルと民俗音楽の融合により、このバンドはオンリーワンになった。
歌詞も政治的な要素が含まれている(らしい)。
曲はアグレッシブ。
が、このアルバムの後マックス(Vo)はバンドを脱退。
Beneath the Remains
ヘビーネスの名盤を上げろと言われればこれをはずすわけにはいかない。人間の持つ根源的な『BRUTALITY=野獣性』『怒り、ルサンチマン』がダイレクトに表現されている。直結した電気パルスのような演奏。ドラミングはマシンガンのように連打される。エクストリームロックとも呼べる極限音楽。10点中10点
このアルバム前後2枚がおすすめ。彼等のピーク。
ジェットコースターよりも効き目があると思われます。
いやな上司やファッキンビッチを忘れるならこれがおすすめ。
Chaos A.D.
90年代に入るとスラッシュメタルバンドは次々となくなっていった。4thの「ARISE」でスラッシュの頂点に君臨するバンドの一つとして認識されていた彼らだが(スラッシュとしては3rdをフェイバリットとするファンも多いが)、この5thでやはり音楽性を変化させた。
やはりPANTERAからの影響が強いと思われるがモダンへヴィネスと呼ぶほどカチッとしていなく彼らの色は完全になくなったわけではない。単純なリフが多いがグルーヴを散りばめてグイグイと巻き込んでいくような曲構成は見事だし、リズム主体のへヴィミュージックとしては孤高。
そしてやはりこのアルバムの魅力は戦争を主体としたシリアスな歌詞にあると思う。かつてないほどマックスの怒りが露になっているのだ。