GAME SOUND LEGEND シリーズ「タイトー・ゲーム・ミュージック」
「ダライアス」でZUNTATAの名前が出る前、本格的に注目され始める前に出たアルバム(ちなみにこのアルバムの発売時には「ダライアス」はすでに発表されていた)。
「ニンジャウォーリアーズ」を踏まえて聞くとまた違う感慨もあるであろう「影の伝説」や、アナログ音源による異様に深い音が印象的な「ワイバーンF-0」に、結局発売されたの?「スーパーデッドヒート2」や、小夜ちゃんぷりきゅー「奇々怪界」ジャジィな「エンパイアシティ」ポップな「バブルボブル」名曲の誉れ高い「スクランブルフォーメーション」などなど、素敵な曲てんこ盛りである。
昔の作品なのは事実だ。だが、名曲を多数収録したアルバムなのも事実である。これ聞いて楽しめないようではゲームミュージックファンなんて言えないね。
パドルコントローラDS (ホワイト) (アルカノイドDS対応)
実にタッチペンでの操作が秀逸で、あえてパドルはいらないと、その気持ちはわかります。
そして、それでもパドルでアルカノイド・ブロックくずしをやりたいと、
その気持ちわかる人だけ買いましょう。僕は買いました。
軸の部分の遊びというか、慣性の効き具合といいますか、適当でよろしいと思います。
アルカノイドのレビューではないですが、あのサイバーちっくなテクノポップゲームで
このガジェットはかなり気分が盛り上がります。
1800円は実に悩む金額なんですが、結果として全然ありでした。気分に酔えます。
アルカノイドDS
もしゲーマーだけが集まるクイズ番組があったら出してみたい問題。
アルカノイドのアイテムで「R(リダクション)」の効果は何でしょう?
ヒント:Rは他のアイテムと違って、マイナス効果を予感させる黒い色をしています。
わかるでしょうか。
自分は知りませんでした。
答え:バウス(自機)の長さが半分になる。
…では不正解です。
正解は「自機の長さが半分になるかわりに、得点は2倍になる」
つまり、よりハイリスク・ハイリターンになる、自分の判断力を試されるアイテムなのです。
自分は小学生のころにファミコンでアルカノイドを遊んだけど、黒いアイテムを取ると短くなる、だけだと思っていました。
もう少し、アルカノイドDSで追加されたルールがあります。
「敵」の廃止。意味の薄いアイテム廃止。固すぎるブロック廃止。
音楽面は大幅に進化し、背景や効果音、ブロックの質感も変えることができるようになった。
自機が一機のみ。
かわりに、ボールを受け損なうと自機の後ろのバリアがボールを跳ね返してくれる。そのためミスしてもプレイが中断されない。
バリアの耐久力は事前に決めることができて、バリアが弱い状態を選んで始めるほど高いボーナスがもらえる。
クリアだけなら耐久力の高いバリアでプレイすればいいけど、オンラインランキングでトップに挑むような遊び方だと、
「バリアなしで自機が半分の長さで全面クリア」
にできるだけ近い状態にしないといけない。バリアなしというのはつまり、一回ミスすればゲームオーバー。
終盤ステージのあの高速ボールだけできついのに、そこへ「R」が落ちてくるとする。
前述のバリアシステムのせいで一機消滅すれば元通り、なんてことはない。違うアイテムを取るか、ゲームオーバーまで自機は短いままだ。
そこで「R」を選ぶのか。他のアイテムの効果を維持したままのほうがいいんじゃないのか。
そもそもボールの落ちてくる場所とアイテムは離れていないのか。取れるのか。
これは熱い。
音楽はシューティングゲームなどで熱いBGMに定評のあるZUNTATA。
無音から、テクノ、ジャズ、ボーカル入りなど非常にレベルが高い。
特にラストのDashという曲の評判がいいが、個人的オススメは1面の「shining eyes」。
これは単品で聞くとなんてことないテクノミュージックなんだけど、アルカノイドを遊びながら、ブロックを壊す音といっしょに聞くことで完成する。