びーんず石油 (バンブー・コミックス)
『まったりスタンド』
オビにも書いてあるこの一言が、この漫画の全てを
語っていると言っても過言ではありません。
大財閥のお嬢様である主人公が一大決心をして社会進出。
自社傘下の「びーんず石油」に働きに出る事にしたのですが
彼女が選んだのは山奥の過疎地にある営業成績最下位のスタンド。
店長すら辞め、現在休業中のこのスタンドを、彼女自らが
住み込みで店長となり、不慣れながらも一生懸命切り盛りしていくのが
この漫画の大筋なストーリーです。
とにかく「スタンド」という舞台設定が斬新で
それ特有のエピソードが多く、普通の漫画とは一味違います。
嫌味のないストーリーと、少人数ながらしっかり立ってるキャラクター
それらが上手く相まって読後の気分はすこぶる良好でした。
興味を持たれた方はぜひ読んでみて下さい。お奨めです。