佐渡裕 指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 武満徹:フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 [DVD]
佐渡さんのNHKでのドキュメンタリーを見た後で、フルで見ました。
少年時代の夢を叶えた演奏にしびれました。
プロやマニアの方からすると意見はあるのかもしれませんが、
本当に全身全霊をかけた指揮による本人の感激がダイレクトに伝わってきました。
仕事で考えなければならない壁が見えたとき、
部屋でこのDVDをかけて「実現のために何を本当にすべきなのか」に集中しています。
ぜひみなさんもご覧ください。
佐渡裕 指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 武満徹:フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 [Blu-ray]
NHKで放送されたものも視聴しましたが、さすがにブルーレイは音も映像も別次元でした。特に音が素晴らしい。
武満徹のFrom Me Flows What You Call Timeでは打楽器群の音が抜群で、正に目の前で演奏しているかのような臨場感があります。
ショスタコーヴィチの交響曲第5番は強奏部はもちろんですが、弱奏部の各楽器の音色がこれまた素晴らしい。
NHK CLASSICALのブルーレイは画質音質共定評がありますが、これは本当に音が良いです。(もちろん映像も)
演奏については、人それぞれ好みもあるでしょうが、佐渡裕とベルリン・フィルの初共演が見られるだけでも価値があると思います。
クラシックが好きな方、必見(必聴?)です。
佐渡 裕 ベルリン・フィル・デビューLIVE
テレビ朝日で毎週日曜日に放映されている「題名のない音楽会」の司会者といえば顔が思い浮かぶかもしれない。氏は小学生の頃からの夢であったベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に客演指揮者として招かれ、2011年5月の定期公演で遂に指揮棒を取ったのだ。日本人としては恩師の小澤征爾以来の快挙を成し遂げた。TVでその指揮を執る氏の姿を先にみてしまったのだが、武満徹の「5人の打楽器奏者とオーケストラの為の〜フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」の緊迫感は気迫に満ちあふれ、まさに奏者との戦い(献身vs献身)そのものであり、是非CDと映像とあわせて“汗と涙”の成果をご覧頂きたい。著作として『僕はいかにして指揮者になったのか』もあわせて氏の人生観もあわせて読んでみたい。
佐渡へ~鼓童 ワン・アース・ツアー スペシャル [DVD]
心を打つ、というのはその人の持つ生命のエネルギーが伝わるからではないだろうか。
鼓童の舞台を観てそう感じるのは私だけではないはず。
アップのカメラワークからとらえられた、太鼓を打つからだからほとばしる躍動感は
人間の生きる神秘と原点というものをいやおう無く思い出させてくれる。
舞台で放出されるプレイヤーと観衆のエネルギーの磁場から離れても、
その確かな残像がこうして画像と音とで残される技術に感動する。
玉三郎さんの演出は鼓童の真髄みたいなものを浮き立たせつつ、
観衆のみならず、プレイヤー自身の新たな内奥への旅立ちを
流れの中で示唆されていることに気づく。
限りなく大らかで、強く、凛々しく、穏やかで激しい佐渡の大自然抜きでは語れないリズムが
また証しとして残ったことに”本物”としての存在感を軌跡にしている。