Doomsday for the Deceiver/20th Anniversary Expanded Edition [DVD付き]
下の方がおっしゃってるようにこれといった特徴はなく、
ごく普通のスラッシュです。
強いて言うならヴォーカルがかなりのハイトーンってところでしょうか。
メタル専門のディスクガイドに載っていましたが、正直あまり納得いきません...
ジャケ絵はもろB級感がでてて、B級マニアにはたまらないんですけどね...
買って損するほど悪い作品じゃないけど少し期待はずれでした。
4でもいいかもしれませんが、★3つです^^;
No Place for Disgrace
この作品を購入するのは2回目です。アメリカで発売日に購入して以来もう十数年経過している訳ですが、それでも聴き続けたいと思わせる魅力あるアルバムです。特に素晴らしいのは1曲目のアルバムタイトル曲ですが、その後続く曲(特に前半)もなかなかの出来です。とにかく買って損はありませんので是非トライしてみてください。おススメです!
Doomsday for the Deceiver
この時代のへヴィメタル・アルバムには、1曲目にインパクトのある曲を添えて、そのインパクトで一気に聴かせてしまう類のタイトルが少なくなく、また、アナログレコードの時代でもあるため、アルバム中盤で凝ったことをやろうとする傾向もある。
バンド自体は、その歴史を80年代前半にまで遡る大ベテランであるものの、メタリカやスレイヤーに1歩2歩遅れ、1つ2つ足りなかったものがあり、それが20余年後の両者の違いとなっていて、考えさせられることは多い・・・。
このような時代背景まで懐かしみ、楽しめる世代の方はもちろん、80年代の空気感を感じてみたい、という若い方にも、ぜひ、本作をコレクションに加えて欲しい。
彼等のベストソングとして推すことを惜しまない1曲目はもちろん、本作には、所属レーベルの名物コンピレイション「メタル・マサカー」で、その存在をアピールした12曲目、そして、11曲目という2曲のデモ音源を収録する他、CD2枚目には、スタジオライヴ的なものではあるものの、ライヴ音源も収録されている。
興味深いのは、1stアルバムのオリジナル音源(CD1枚目)と、同リミックス・リマスター音源(CD2枚目)が同梱され、彼等の持ち味でもある、スリリングなツインギターの上に乗るハイトーンボーカルの魅力が、良い意味で荒々しいオリジナル版と、同じくクリーンで聴きやすいリミックス・リマスター版で聴き比べられる点で、筆者は、オリジナルの荒々しさに惹かれている。
しかし、何より衝撃的なのは、同梱されるDVDに収録される映像の数々で、貴重なライヴ映像はもちろん、「DOGZ」時代の写真や、ビデオクリップ風に撮られた「Hammerhead」、LAメタル風の衣装を纏う「エリックA.K.」など、興味深い映像には圧倒される(個人的には、ライオットのTシャツを着てインタビューに答える、ジェイソン・ニューステッドの初々しさが、微笑ましく思えた)。
この商品は、メタルブレイドレコードにより企画された、本作発表20周年を記念して制作された商品ではあるものの、バンドメンバーにとっても、すばらしい記念作品になったに違いない。
※DVDの再生について、「国内向けの機器(リージョン2)での再生に問題はありません」と記していましたが、自宅のDVDレコーダーとPCで再生しただけで、専門的な検証を広範囲におこなったわけではありません。
「PS2で再生できなかった」というレビューを拝見したとき、申し訳なく思うと同時に、レビューの難しさを感じております。
今後は、表現に十分注意したいと思います。
※古い音源に馴染みのない方は、リミックス盤から聴かれることをお勧めします。