金持ち父さん貧乏父さん
お金に対する理解を深め、不労所得を得るというエッセンスに注目が集まりがちな本書ですが、
【幸せな人生における、お金の位置づけを考える】という視点で読まれることをおすすめします。
本の中の金持ち父さんも何度も言っていますが、
お金をたくさん稼ぐか、普通に生活できる程度に稼ぐかは、あくまで一つの選択肢でしかないのです。
重要なのは、無意識レベルで抱いてしまうお金への欲望や恐怖心に気付き、コントロールすること。
金持ちが金持ちなのは、そのコントロールができているから。
自分自身はお金とどう向き合うかを改めて考える機会をもらいました。
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
本書を読むと、前作「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んだだけでは曖昧だった、ロバート・キヨサキ氏の考えがより明確にわかるようになりました。お金に対するスタンスが4つのクワドラントに分類でき、ビジネスオーナーのクワドラントにいくことが一番簡単なお金に対して自由になる方法だということです。
左側のクワドラント(サラリーマンや自営業者のクワドラント)にいては不幸になるということを、この本のなかでは繰り返し訴えます。対して、右側のクワドラント(ビジネスオーナーや投資家)では同じかそれ以下の努力で幸せになれると…。左側の考えを捨てて、右側へ行けというのが、この本の主張です。具体的に何をするのかはこの本では書かれていません。
はっきりと幸/不幸、金持ち/貧乏、右/左とを分類してしまうのが、この本の分かりやすいところであり非常に恐ろしいところでもあります。如何にも読者のこれまでの考え方が間違っているかのような書き方をするので、金持ちになるには「今のままではいけない!」と読者が思い込んでしまうかもしれません。全部鵜呑みにするのは危険すぎます。
この本の危険性をうまく突いたネットワークビジネスの勧誘がどうやら横行しているようです。「ビジネスで成功した人がパーティ開くから、一緒にいこう!」「その人が進めている金持ち父さんの本をぜひ読んでみて」「成功してる人に素直についていくのがBクワドラントにいく近道だよ」と、いうような具合です。最初は勧誘と分かりにくいですが、本書を読ませてBクワドラントに興味を持たせた上で、ビジネスのグループに引き込みます。知り合いはすっかりハマって、会社もやめてしまいました。その知人がこの先どうなるのかは分かりません。
本書は、読んでおいて損は無いと思います。非常に面白い考え方を書いた本であると思います。しかし、いきなりこの本を勧めてくる人に対しては警戒すべきかもしれません。ネットワークビジネスをやっている人は、ヒット作の第一作目より、クワドラントについて詳しく書いている本書を勧めてきます。
キャッシュフロー 202 (日本語版)
101を購入して1年、そろそろ次の段階に移ろうと思い購入しました。
まず、付属で付いてくるCDですが、内容はロバートキヨサキとその友達の投資に関する体験談です。
このCDを聞くと、とてもワクワクしてきます。そして、ロバート達が言っている事が頭の中にイメージされ、自らそのイメージを現実に引き寄せる効果があると思います。
ゲームをプレイすることによって、そのイメージは更に具体的になり、回数を重ねるごとにリアルにかんじられます。
ですが、ゲームだけでは足りない部分が必ず出てきます。それが出てきたときに自ら学べる人が次の金持ち父さんになれると思います。
この202を買ったからといって、お金持ちになれる訳ではありませんが、お金持ちになるためのイメージトレーニングにはもってこいです。
購入された方々がお金持ちになれることをお祈り申し上げます。
Rich Dad Poor Dad: What the Rich Teach Their Kids about Money¿that the Poor and the Middle Class Do Not!
This book is very moving, and it teaches whats not taught in school. Highly recommended for those who wants to improve their life.
キャッシュフロー 101 (日本語版)
キヨサキ氏の金持ち父さんシリーズを読んで、何かを感じた方は
ぜひやってみることをお勧めします。
資産、負債、キャッシュフローの関係を動的に理解できる
稀有なツールです。
私はこのゲームをきっかけに、不動産投資に足を
突っ込んでしまいました。(笑)
今、202を買ってオプションや空売りを勉強中。