夢使い(6) (アフタヌーンKC)
表題のとおり、これからというときに終わったような感想です。実際、作者の構想により終わったのではなく何らかの事情により中途で終了したのだと思います。
それについては(1)のレビューに書きましたので、今回は植芝さんが夢使いで採り上げた題材について述べようと思います。
日本の古代、神話から中世までの時代の伝説を題材にしてることは言うまでもありませんが、特に細かく採り上げているのは、日本史でも有名な大化の改新で排斥された蘇我入鹿の蘇我氏と対立して敗北した物部氏の伝説です。
物部氏関連の伝説は、確かに十種神宝など調べてみると面白いものが多くありますが、いかんせんマイナー(かどうかについては議論になると思います。そうマイナーではないという反論も尤もですが、私はここでごく一般の認識としてマイナーと言います)な内容で、このマイナーではあるが面白い題材を探してきてここまで漫画に採りいれたのは植芝さんの力だと思います。
正直言って、漫画でここまで出来る人はそうはいないと思います。だからこそ、この夢使いを再開して欲しいと思います。何気ない日常でも、又は非常に漫画チックな超能力でも魔法でも面白いものは多くありますし、浪漫もあるでしょう。しかし、こういった古代の題材に光を当てて漫画に取り入れる浪漫は非常に他とは違った楽しさがあります。
ゼロの使い魔 夢魔が紡ぐ夜風の幻想曲(通常版)
今度の舞台は……現代世界!?
話題を呼んだ、あの“ツンデレアドベンチャーゲーム”が“PS2”で再び登場!
■前作よりも2倍のツンデレでお送りします!
もちろん今回もゲームだけのオリジナルストーリー。
オリジナルキャラクター3名も含め、総勢14名の豪華声優陣によるフルボイス!
さらに女性キャラクターの学生服姿や体操服姿など、ファンの要望に応える夢の展開です!
2人のヒロインとのダブルツンデレイベントなど、2倍のツンデレを感じ取ることが出来きます!
■“ツンデレシステム”も2.0にバージョンアップ!
特定条件で発生する「ツンデレスロット」、今回は「2人でおしおき」「2人でごほうび」など、思わずニヤリとしてしまうイベントが盛りだくさん!
ゼロの使い魔 双月の騎士 Vol.1 [DVD]
第一話を観て、「ツンデレ」というより「デレツン」だなあ、と思いました。
やはり監督が変わると作風も変わってしまうのでしょうか。原作が大好きで期待が大きいのと裏腹に、話が破綻していかないか心配です。
作画は一期に劣らず、むしろ表情豊かになったと言えるでしょう。一話からルイズの喜怒哀楽が堪能できますよ。
ゼロの使い魔 夢魔が紡ぐ夜風の幻想曲(限定版:PS2「ゼロの使い魔 ファンタジーフォース」&「豪華オリジナルブックレット」同梱)
これはなかなか面白いですよ
前回気になった部分、選択肢発生時でのクイックセーブ不可、スキップ時でのパラメータ変動表示をもスキップ、が改善されてましたし、不快だった戦闘パートも排除、ツンデレシステムもゲーム本編に直接影響がなくなり、特にプレイ中気になる部分はありません
ストーリーもおもしろいです、個人的には1度クリアで飽きることはありませんでした
ちなみに自分はアニメ版から入ったほうですので、原作ファンの不満は理解できません
前作では攻略対象でありながら中盤まではほとんど出番がなかったアンリエッタ、今作では大幅に出番が増えていますのでアンリエッタファンにはかなりおすすめです
シエスタの大胆さ、お茶目さやサイトの心境描写も見所だと思います
あと、限定版が高いと思う方は通常版で楽しんでみてはいかがでしょうか?
限定版の特典のファンタジーフォースとは昔風シューティングゲームです、個人的には限定版の価格で許容範囲の特典だと思います、ほかにもいくつか特典ありますしね