BROKEN SOCIAL SCENE
これまでに比べて、力強いというか壮大というか。
『力作』という感じです。
もちろん多様性は出ているし、面白さもある。彼らの音楽を聴いたことない人にも薦められる一枚だと思います。
個人的にはかなり好きです。
ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】(2枚組) [DVD]
実在の人物を元に人間描写された物語。
ただし成長物語じゃありません。
むしろ成長できない人間の本性に迫った映画です。
会社は成長しても主人公のつかんだものは・・・・
早口でテンポ良く進むので、主人公が最低の男でも
退屈なしに観ることのできる映画でした。
面白いという評価は不適当になると思いますが
十分に観る価値はあると思います。
THE SOCIAL NETWORK
すばらしいです。
静かに響くピアノの打鍵音と、その背景に流れるインダストリアルなノイズ。
ヴォーカルもなく、聴いているととても落ち着いてきます。
たとえばAphex Twinの"Ambient Works"など、
こういった音楽が好きな方には至上のアルバムとなると思います。
また、ファミリーコンピュータの『女神転生II』にも退廃的なBGMが含まれていましたが、
このアルバムのうちの数曲のメロディに、似た印象を憶えました。
映画は未見です。
ソーシャル・ネットワーク [DVD]
世界規模のSNSであるFacebookの創業から本格的な企業体になる前ぐらいまでを描いた作品である。
実在の人物で、実際にあった事件をベースにしているが、
Facebook創業者のドキュメンタリーとして見るよりは、
ちょっとした思いつきがビジネスとして巨大化するに従って、
自分と、自分の周りの世界との変化や葛藤などを描いた青春ドラマに近い
フィクションとして観たほうが良いだろう。
我々にはなかなかうかがい知れない、ハーバード大生の実情、
若者ならではのバカ騒ぎ。
金になりそうなところに集まってくる有象無象。
ビジネス拡大時にありがちな、起業仲間と方向性の違いから生じる対立。
それに左右される若者たち。
インターネットのサービスを通じて、新たな出会いが出来るのと同時に、
晒されるようになるプライバシー。
この作品の出来事は、実際に数年前のエピソードであり、
まだ関係者も生々しい記憶で残っている人も多いと思われ、
よく映画化したな、という気もするが、
変化が早い今だからこそ、登場人物たちが過去の人になりきる前に映画化したのかもしれない。
今をとらえるという意味では、観ておいても損はない一作だろう。