踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! シナリオ・ガイドブック (キネ旬ムック)
「踊る大捜査線」のシナリオ・ガイドブックもこれで6冊めです。いつもの如くメインスタッフ、メインキャストのインタビューや本編のシナリオやスリアミの「深夜も踊る」のシナリオ、年表などが掲載されています。
本編のシナリオですが興味深いのは「欠番」になっているシーン。今回はセリフがカットされている場面は無いようです。全編にわたって注釈があり至れり尽くせり。どのような意図でその場面が作られたのかがわかります。
「MOVIE3」は本編の登場人物がかなり多く「登場人物紹介」が充実してます。主役級の方からチョイ役の方まで同じサイズの小さな写真でコメントつきの紹介がされているのですが、TV版の時から必ず出演されている「お遊び」キャラからチョットだけ出てくる刑事さんまで網羅されているのが嬉しいです。
余り裏話的なものに興味の無い方もいらっしゃるでしょうが今回も「MOTOHIRO MEMO」はかなり詳細で、かゆい所に手が届きすぎてDVDの発売が待ち遠しいです。映画館でみただけでは情報の確認が出来ません。
踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! スタンダード・エディション [DVD]
続編を出すまで7年という時間がかかり期待しすぎたという感じがありますね
残念だった点を挙げていくと 引っ越しや湾岸署占拠、昔の犯人が出てくるなどいいアイデアではありましたが活かしきれてないと思いました
タイトルがヤツらを解放せよとまでなってるのに、日向真奈美以外ほとんど昔の犯人は出てきません カメオ出演みたいな感じです どうせならもっと活躍させて欲しかったです
新キャラは和久さんの甥っ子はただ脇で騒いでるだけという感じで和久ノートを持ってくるという役割以外に必要性を感じませんでした、これなら引っ越しの最中に和久ノートが見つかったくらいのほうが良かったように思えます
中国人は笑えないコントのキャラって感じ、パソコンばかりやってる新人もパソコンで捜査するのは昔の真下がやってますし、二番煎じに思えました せっかく復活させた篠原や管理補佐官の鳥飼も持て余して扱いきれてない感じです
テレビシリーズからのレギュラーキャラも活躍してません 特に室井なんかほとんど出てきません キャラ増やしすぎて描ききれず一人一人の活躍が薄いです
個人的に一番残念だったのはスピンオフで主役にもなった真下がただウロチョロしてるだけ、せっかく交渉人にしたのに「交渉術をドラマでバラしちゃって交渉人降ろされました」ってそれはないだろ 小泉孝太郎演じる小池が代わりに交渉人になってましたが、小池が活躍したところで誰得? 交渉人を代える必要があったのでしょうか?
事件もキャラも色々詰め込みすぎという感じが否めませんでした
全く面白くないということはありませんでしたが、7年待たしてこれかよっ ていう感じで残念です
事件の面白さというよりもキャラ大集合みたいな映画になってしまっていますね
花嫁の父 ‐完全版‐ [DVD]
テレビドラマだったようですが、見逃したのでDVDを購入しました。
そして、年のせいか子供もいないのに泣いてしまいました。
最初の15分くらいは「退屈な作品だなぁ」というのが正直な感想。
しかし後半30分はティッシュがいくらあっても足りません。
世の娘を持つお父さん方は鼻水すすりながら泣いて頂けますよ。
貫地谷しほりが聴覚障害を持つ女性を演じてますが、この手の役は少し大げさに演じれば上手く見えるものですが、今作では貫地谷しほりは大げさ感は無く自然な演技でした。
残念なのは本編105分と少々物足りないところ。
ラストシーンに向かう道中、恋に落ちる2人のやり取りをもっとボリュームUPして脚本に盛り込んで欲しかったですね。
恋に落ちる描写や障害を持つ女性との結婚に対する男性側の決意や覚悟みたいなシーンに厚みが欲しかったです。
しかし、ラストでの柳葉敏郎演じる父親の飾らない娘に対する愛情。
決して特別な映画用の演出ではなく、どこにでもある当たり前の父親の感情や家族の絆をそのまま表現してるところが泣き所。
豪華なセットや最先端のCGなど無くても一級品の映画が作れるお手本みたいな作品になってます。
ギバちゃん、踊るシリーズ以外でもイイ役者さんです!
そして無駄なBR+DVDみたいな商品構成になっていませんので価格もお値打ちです。
これは買い!
交渉人 THE MOVIE OFFICIAL BOOK (ぴあMOOK)
5ページのモノクロを除いて、あとは全てオールカラーの「交渉人 The Movie 」オフィシャルブックです。2010年2月28日初版発行。1 米倉涼子グラビア 2米倉涼子インタビュー 3 宇佐木玲子プロファイルノート4The movie フォト・コレクション 5 事件に関わる人たち 6story 7松田秀知監督インタビュー 8ドラマ解説ーが主な内容です。面白かったのは米倉涼子へのロングインタビューとレギュラー俳優陣への米倉涼子のコメント、プロデューサー・内山聖子、演出・松田秀知、脚本・寺田敏雄の三氏が語るドラマ「交渉人」のインサイド・ストーリーでしたね。警視庁で特殊犯捜査係が創設されるきっかけとなったのが、1963年に発生、日本中を震撼させた「吉展ちゃん誘拐事件」だったことも本書で初めて知りました。映画そのものの評価は今一つだったようですが、米倉涼子演じる宇佐木玲子のファンとしてはそれなりに楽しめるMook でした。テレビ・ドラマ「交渉人」各エピソードを解説するページに載せられた写真の小さかったことが、少々残念でしたけれどー