魔法先生ネギま! 2時間目 戦う乙女たち! 麻帆良大運動会SP! コナミ殿堂セレクション
前作は原作初期をモチーフにしたゲーム化でしたが、今回はオリジナル展開。
学業の成績ではなく、運動会での成績を上げる事が目的となります。
運動会が舞台となったため、前作ではお荷物筆頭だったバカレンジャーが軒並み主戦力になっていたりするのが
ちょっと面白かったり。
逆もまた然りで、前作をプレイした人でも新鮮な気持ちでゲームに臨めます。
基本的には前作の正常進化版といった形で、イベントが大幅に増強されていたり、また属性の付け外しがしやす
くなっていたりします。
属性に関しては新たな種類も追加されたので、前作よりも更に自由に、より幅広い自分だけの学園を作り上げる
事が可能になりました。
ちなみに原作で明確なキャラ付けがなされる前だったキャラクタも多く、今、イベントを見ると「原作と違う」
と言いたくなりそうな場面もたまにありますが…そのあたりは柔軟に切り分けて見る事をおすすめします。
こちらはこちらで良いものですよ。
本作では他にも、学内あげての催し物という事で設営準備の面倒も見なければならなくなりました。
イベントを見て、属性の付け外しもして、生徒を準備場所に誘導してと、プレイヤーはオーバーワーク気味。
前作経験者でも忙しいと感じるくらいですから、本作から入ると更に大変かも知れません。
ゲームとしての密度は上がりましたが、このあたりは善し悪しでしょう。
トータルで見れば前作を更にパワーアップさせた、よく出来たキャラゲーと言えます。
慣れるまでは一苦労ですが、乗り越えてしまえば楽しい教師生活がプレイヤーを待っています。
魔法先生ネギま!2時間目 戦う乙女たち! 麻帆良大運動会SP! 公式攻略ガイド (講談社ゲ-ムBOOKS)
この攻略本、良いんですが(情報もしっかり載っていて画集としての利用価値も有る)が、しかし、少し見にくいですね。(目が悪いわけではない)もう少し情報コンパクトにまとめてほしいです。見てもわかりにくい情報がある。極めつけは『詳しいことはヒミツだ』などと攻略本
しからぬ台詞 まあ、本自体は良いものなので星三つと言う事で。
魔法先生ネギま! 2時間目 戦う乙女たち! 麻帆良大運動会SP! 銀メダル版
31人のヒロインと、残り269人の女子生徒たちと戯れる体感女子校アドベンチャー。前作をプレイした時の、「300人の女子生徒が動き回るゲーム」にある意味衝撃だったが(あと下着規制の甘さにも)。
今回は、前作をほぼ踏襲した形で、さらに原作にはないストーリー展開となっている。原作に沿ってはどうしても日の目を浴びないキャラクターも多いのだが、今回は前作以上に31人のヒロインが立ち回っている感触がある。上級者向けだった「属性」も、今回は比較的容易に攻略が出来るので、300人のキャラクターをカスタマイズする楽しさは相変わらずだ。
しかし、どうも気になるのは処理落ち具合。今回「人多杉」での圧倒的な処理落ち、どうにかならなかったのだろうか。モーション増やしたとはいえゲームの快適性を損なっては本末転倒。
また、やることが増えただけ、イベント処理が煩雑になった。やることが多いのはいいのだが、一度に多くのことを押し付けられては人によっては苦痛かも。前作プレイしてない人はマップのつながりを覚えるだけでも一苦労だと思う。
格闘パートは、単純ながら面白い。接近戦ができるようになっただけ、前作より難易度は極端にキツくないように思う。
次回作があるとすれば…修学旅行編か?
魔法先生ネギま! 2時間目 戦う乙女たち! 麻帆良大運動会SP! 金メダル版
前作では、生徒たちの「学力向上」が目的となっていましたが、この作品では、「運動能力の向上」ということで、体育祭優勝を目指すわけですが、いわゆる“文化系”の生徒は能力も低く、その生徒たちの体力の向上をいかにサポートしてやれるかが、ポイントになってくるでしょう。
属性の付け替えなんかも、楽しみ方の1つになっています。
2時間目で新しく作られた属性も多く、生徒たちに様々な属性を付けて、どんな反応をするか確かめてみましょう!
また、休み時間中には、ブラブラと歩き回る暇がないくらいに目的やイベントが設定されています。生徒たちとの会話を楽しみながら、
好みの生徒の感情をうまくコントロールして仲良くなるのも手かもしれません。
様々なプレイの仕方があると思いますが、それぞれの好きなようにプレイできるのがこのゲームの良いところだと思います。
付属CDに関しては、この「金メダル版」でなければ手に入らないドラマCDというところに魅かれます。ゲームの合間にこのCDを聴けば、
より生徒の気持ちや性格をわかってやれるようになれるかもしれません。