刑事ヴァランダー シーズン2 DVD-BOX
最初の事件でヴァランダーはやむなく犯人を射殺してしまいます。
ベテラン刑事ではあるが、初めて人の命を奪ってしまったことで銃を持てなくなり、しばらくの間隠遁生活を送る事になってしまう。
主人公の虚無感など丁寧に撮っており、ここらへんアメリカの銃撃シーンの多い刑事ドラマとは一線を画す。
40分ぐらいで事件解決するテンポのいいドラマに慣れてしまうと、進行が遅いと感じるかもしれませんが、それもこのドラマの味のうちと思います。
シーズン2のテーマは挫折から再生といった感じでしょうか。
プチシアター・スイートBOX (500セット完全限定) [DVD]
ショートムービーが好きなので、買ってみました。
割合、アニメが多いです。
アニメといっても、最近の日本の漫画発アニメ・・、オタク文化がからんでくる感じのものではなくて、絵本のような。
ほとんどが手書きアニメーションで、ほんわかした感じです。
鼻がすっごく大きい、
ああ!外国の絵!っていう感じの絵があったり。
そんなに極端に好き嫌いが分かれるほどではないと思いますけど。
ディスクがとてもかわいい!!
紙ジャケなところがいい!
CDがどこに入っているのかが分かりづらくてちょっと困る・・。
いえ、ブックレットと収納ケースが一体化しているので、一見わからづらいんですが、
おしゃれさんです。
ブックレットにも書いてあるのですが、
ほんの一息。コーヒー飲んで一息つく間に、見られる。
手軽という表現は少しちがいますが、
ちいさな幸せをちょっとの時間でもらえます。
ヨーロッパの小粋なセンスを感じられます。
ただ、ディスク1はあまり気に入らなかったので、☆4つ。
すこし高いと思ってしまうかもしれませんが、
なかなかこのテのものには出会えないと思うので。。
猫好きには、ディスク2にいいの入ってますよ!
サイバラバード・デイズ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
早川書房の新・銀背、新☆ハヤカワ・SF・シリーズの第3回配本。イアン・マクドナルドは初めて読んだけど、このシリーズ、本当にレベルが高い。7編の中編が集められているが、どれも21世紀半ばのインドが舞台。
しかもそのインドが8つの国に分裂していて、AIのテクノロジーや遺伝子工学が発展している状況。エスニックな世界の文化や宗教色を色濃く残しながら、最新のテクノロジーを発展させたインド社会のありうべき未来を示している。
収録されているのは、
・サンジーヴとロボット博士
・カイル、川へ行く
・暗殺者
・花嫁募集中
・小さき女神
・ジンの花嫁
・ヴィシュヌと猫のサーカス
の7編。どれも面白かったが、名門一家同士の抗争を描く「暗殺者」や、2007年度のヒューゴー賞受賞作、「ジンの花嫁」が、特に良かった。
特に「ジンの花嫁」は、人間のダンサーとAIの外交官との恋愛をドラマティックに描いた傑作だと思う。これだけでなく、収録作品全部に言えることだが、そういったSF的ガジェットに彩られてはいるが、作品の魅力はそれだけではなく、ドラマティックなストーリー展開にもある。面白かった。
フォレスト・オブ・ザ・デッド [DVD]
結構よくできている。これと言って大きな美点やはないものの、特に大きな不備もなく、ゾンビ映画好きであれば、暇な時にレンタルで見る分には取り敢えず損はしない程度の完成度だ。
樹木伐採業の方々がゾンビ化するという話なのだが、マイナーなゾンビものにありがちな素人映画ではないので、撮影は全体的にキチンとしているし、ロケーションも雰囲気が出ており、役者陣の衣装やメイクもOK。ムサ苦しい男どもが奥深い山中で立ち回りを演じるという安い設定ながら、その画面の説得力はなかなか。脚本も地味なりにちゃんとメリハリが付けられているので、さほど意外性はないし、事件の原因となる企業の描写などに雑な部分も目立つものの(森の中だけの話にしても良かったのでは?)、少なくとも退屈ではない。現場監督役の役者さんが今一つヘタで人間ドラマが薄っぺらくなっているのが見ていて残念だったのだが、そういう事が気になる程度には、全体としてはちゃんとした映画になっているという訳です。
印象的だった点をひとつ挙げるとすれば、環境保護の活動家であるヒロインのキャラクター設定だろうか。終始一貫して本当に不快な人物だ。ストーリーは終盤でなんとも無惨な展開を見せるのだが、そこでこのヒロインの不快さが活きてくる。途中で投げたような治まりの悪い結末が、まあこんな奴どうでもいいや、という観客の心情によくマッチするのだ。巧まざる妙味と言えようか。
神癒の原理―ヒマラヤ大師の教え (スピリチュアルシリーズ)
著者は、ヒマラヤで修行し、「心身の神癒」において、生ける主イエス・キリストの再臨による講話実現の大役を果たされた近代の聖者である。
本書は、彼がヒマラヤで授かった崇高なる教えの教本である。
驚嘆すべきは、人はすでに実在であり、真理を内在しながらも、自らの内なるインスピレーションを顕現するすべを見失っている神であり、ことのほか新しい吾を求める必要の無い存在で、教えの中心は、真理に照らした自らの思いと言葉の取り扱い方にあり、当時の先駆的暗示療法の問題点を例に示しながら具体的に自らを点検できるようになっている。ジェームス・アレンやジョセフ・マーフィーのまさに指摘するところの根本原理が、より詳細に示されていることに感銘します。
本書は、生けるキリストの臨在を示した主イエスと著者が、キリストに接木された人々が地において御国を実現しうるよう懇切に記されたものと思います。真理はなんと崇高であり、単純で、人(言葉を持つ者、命の書)のためにあるこれを実行するのに不可能なことは何もないということがよくわかります。