Presentation Zen: Simple Ideas on Presentation Design and Delivery (Voices That Matter)
この本を知ったきっかけは、著者のGarr Reynolds氏の授業を今年の春に受けたことに起因します
先生は住友やアップルで働いていたこともあるマーケティングやプレゼンのプロです
自他共に退屈なプレゼンって多くないですか?
やたら文字ばかりのスライドでそれを朗読するだけのプレゼン
何が論点なのか分かりづらいプレゼン
やたら安そうなアニメーションを多様してるプレゼン…
この本は、プレゼンという限られた時間の発表の場でいかに自分のメッセージを集約し、相手の印象に残るように伝えるかを説くなかなか実用的なものです
大学生や社会人のみなさんならスライド作りが下手で何を喋ればいいのかわからずプレゼンが苦手だなあ、と感じることも多いかもしれません
しかし、ガー先生の理論はシンプルで小手先のパワーポイントの技術は必要ではありません
パワーポイントやPCはプレゼンに必要不可欠なものではない、ともおっしゃっています
全て英語で書かれていますが、コンセプト自体は一つの事に絞られているのでコンセプトを掴めばさして難しい本ではありません
それでも洋書を買うのに躊躇いがあるなら一度著者のHPを訪ねてみてもいいかも知れません
先生がどんな人なのかが少しわかると思います
日本語のページもありますしそこでもプレゼンについてのTipsが書かれています
http://www.garrreynolds.com/
クリエイティブな仕事の方から営業の方、そして大学生でもその有用性を考えると非常にいい買い物になると僕は思います