EMOTION the Best 魔術士オーフェン Revenge DVD-BOX
先のシリーズと違って、ストーリーは完全に原作無関係のオリジナルになりましたが、
むしろメインキャラのイメージは原作に近くなって楽しめました。
福ダヌキ兄弟に条件反射的(=何の理由も無く)に魔術をぶっ放し、
たった一個の缶詰をめぐり年少者達と骨肉の争いを繰り広げる、それでこそオーフェン!
一方では、お馬鹿な掛け合いの積み重ねを通じて、かつてはアザリーに拘るあまり頑なだったオーフェンが
旅の仲間達と確かな絆を培ってきたシリアスな一面も終盤に示されます。
孤高のハードタッチだった「Just on my Love」に始まり
本品収録の「丸い太陽 winter ver.」で幕を閉じたオープニング曲の変化にも注目。
またメインストーリーへの絡みは弱いものの世界図塔を中心としたタフレム市街の描写や
そこに邸宅を構えているレティシャの登場も原作ファンには嬉しいサービス。
チャイルドマンに替わりハーティア達のリーダーを務めるレティシャですが、
彼女自身も若いのでチームが大学のサークルみたいなイメージになるのが興味深い。
魔術士オーフェンRevenge ― オリジナル・サウンドトラック Part2
森久保さんと、飯塚さんの対談はファンにとってはたまりません。
もちろん。OPとED曲もかなりいいです。
サントラ曲はキャラクターイメージ曲と終盤に使われてた曲です。