SF/ボディ・スナッチャー [DVD]
ドンシーゲルの名作50年代SFをリメイクしたもの。そう言えば80年代前半は50年代のSF映画をリメイクするのが微妙に流行っていたなあ。本作の監督は社会派のフィリップカウフマンが担当していることもあって、冒頭から冷たい空気感と静かな恐怖がジワジワと来る質感が見事でラストまで派手な見せ場はあまりないのだが、最後まで緊張感が途切れないのは素晴らしい。絶望的なラストも本作に関しては効果をあげている。オリジナルも傑作だが本作も違ったアプローチで傑作に仕上がっている。その後もリメイクされているが、これを超えるものは出来ないだろう。
ブレイン・スナッチャー~恐怖の洗脳生物~ [VHS]
原作をよく踏まえた良作です。
寄生前後を役者の演技に頼った演出がいい。
UFO見物客の行きと帰りの様子が明らかに異なったり、
わざと胸の谷間を見せても無反応なので見破ったりと細かい演出が光ります。
登場人物がひととおり寄生されるという恐ろしい状況が。
それにより侵略者の記憶をも共有する展開も見事。
一番光ってるのが、やはりドナルド・サザーランド。
怪しいジジイをやらせれば天下一。
異形の侵略者相手でもマイペース。
侵略者をして「手ごわい人間」と言わしめる地球最凶の敵だ。
SUDA 51’S SDATCHER-INSPIRED by“SNATCHER”-
ブックレットを開くのは、ドラマCDを最後まで聴いた後にしましょう。
でないと非常に損をした気分になります。
私はなりました(笑)。
スナッチャ-
当時PC88-FHでプレイした記憶を呼び戻しつつ楽しませていただきました。
発売当時の作品にはACT-3はありませんでしたから。
当然シナリオ評価は満点なのですが、
いま見ると操作性や画像などに昔を感じます。
それは仕方ないのでよいとしても・・・
BGMと音声のバランスが悪いですね。
自分は聴覚は良いのですが、それでも聞き取りにくいセリフが何カ所かありました。
音量を大きくしてできるときは良いのですが、せめて字幕は付けるべきでしたね。
しかし、80年代のアドベンチャーには名作が多々あります。
他のメーカーの方々。
ぜひ現代のゲーム機で、ジーザスやαなどを復活させてくれませんか?
この際、メーカーは合同で80年代アドベンチャーパックとか・・・絶対買いますが!!
SF/フェチ・スナッチャー 2 (ジェッツコミックス)
そう呼ばれるようになって久しい西川氏の、まさにフェチ路線炸裂名作品。ちりばめられた古典SFネタをはじめ、書き文字の中にいくつもの小ネタが。全て判る人は、かなり濃い人です。