Lonely Planet Central Asia
第3版との一番の違いはアフガニスタン編がカットされ、
中央アジア5ヶ国のみの情報になったこと。
(アフガニスタンはLonely Planet Afghanistanとして発行された)
前版には載っていなかった地域や町の情報が増え、
地図も豊富で少し精度が高くなっている。
カザフスタン北部やタジキスタン東部の情報は、
あの「旅行人ノート」でも少なく十分とは言えないが、
この本にはそれが詳しく豊富に載っている。
この1冊があれば中央アジアを隈なく周っても十分事足りるだろう。
世界が指摘する岡田ジャパンの決定的戦術ミス〜イタリア人監督5人が日本代表の7試合を徹底分析〜 (COSMO BOOKS)
私は素人の単なるサッカーファンですが、かねてより日本のサッカージャーナリズムの姿勢には疑問を感じていました。
素人も多いと思われる多くのサッカーファンに、「本当の情報を提供してくれていますか」ということです。
例えば、「国際Aマッチ、強豪国の素晴らしいメンバー」などと煽られて試合を見ても、試合後には、「日本には物見遊山だった、1.5軍クラスの選手のみ来日」などという情報が漏れてきて、終わってみれば半分以上だまされたようなものです。
もしこれが一般の興業なら、「お金返せ!」ですよね。
テレビのサッカー番組の関係者や解説者のみなさんも、一度胸に手を当てて反省してほしいです。
という気持を少しでも抱いているファンの方々には、ぜひこの本を読んでほしいです。
ブックオフなら、たいへんお安い値段でも購入できます。
願わくは、岡田前監督やサッカー協会の人たち、テレビの解説者の方々に、ぜひ、この本の感想を聞いてみたいです、いえ、できるものなら、反論本を書いていただきたいものです。
公式に感想も述べられない、反論本も書けないなら、どうぞ猛省してください。蟄居もお勧めします。
ウズベック・クロアチア・ケララ紀行―社会主義の三つの顔 (岩波新書 青版)
復刊されていたので慌てて購入して一読。別の評者も指摘されていましたが、45年前の著作とは思えない鋭い分析。この著作が並みの旅行記と違うところは、きちんと数字を示して状況を分析していること、謙虚な仕方ではあるが現地の人々とちゃんと議論をしていること。
羊の歌を学生時代に読んだきりでほんとに久しぶりに加藤周一さんの著作を読んだ次第ですが、やはり確固とした姿勢・原則を持った人の言うことは違います。
その後のユーゴやウズベックの事態を加藤さんがどのように考えていたのか、知りたくなりましたね。
日本代表激闘録 ワールドカップフランス大会アジア地区最終予選 1997 9/7~11/16 [DVD]
当時はあまりサッカーを見ていなかった時期なので、これを買いました。あの当時の状況が察せられる映像だったのが、良かったです。一つ言えば、もう少し試合の映像を増やし、試合の流れが少しでもつかめるものだったら良かったです。
UFO少年アブドラジャン [DVD]
ハリウッド型の大スペクタクル映画に食傷ぎみだったところへ、この映画はとても心にしみた。
括りとしては一応SFになるのだろう。
コメディーと捉えることも可能なのかもしれない。
私としては、「ヒューマンドラマ」と呼びたいところだが、
何せ、主人公が異星人なだけに、「ヒューマン」とは言いがたく、……く、苦しい。
ともかく、テーマは家族愛、隣人愛、人間愛(異星人も含めて♪)、だと思う。
人の心の機微とか、人情とかは、けっこう普遍的なものなのだと痛感。
稚拙な、特撮とも呼べないような特撮も、どこか懐かしくて、むしろホッとする。
「見えてるよ、ピアノ線!」とか突っ込みながら観るもよし。
こういう映画こそ、たくさんの人に観てほしい。
まだの方は、ぜひ!