FIRE WORKS
2.オーイエイ!
とか、「なんじゃそりゃ・・・?」なタイトルついてたりするけど、
も~全然気にならないくらい、良い!!!です!
遠藤さん、すごく熱いし
(1曲目のタイトルからして『炎天』だし(笑))、
ハジけてます!!!
特に前半の飛ばしっぷりがイイ!!
聞いてて一緒にハジけたくなっちゃいます!
後半は逆に、のどかな感じの曲 7.INDIAN SUMMERや
厭世観?な感じの曲で、バランスも良く、
聞きごたえがあるアルバム。
endsのスタンディングライヴが、このアルバムみたいな感じなので、
その感じを味わいたい方におススメです!
Adventure 48
ものすごくエネルギーに満ちたアルバム。炎で例えるなら白い炎。
赤い炎がめらめらと燃えているなら、白い炎はなお高い温度で高いエネルギーを放ち静かに燃えている。
爆音、痛みを覚えるような遠藤さんの声。けれど静寂を感じさせる。
正直、始めは聴きづらく戸惑いをも感じた。アクが強すぎるな。
でも、今はとても気にいっている一枚。
ぎりぎりな感じ、覚悟を決めた胸中、伝わってきます。
FORMs
ラスト・オリジナルアルバム『FORM』のリミックスです。
これまで、ALTER EGO、TWIST AND TURNという
リミックス陣は豪華なのにアンオフィシャルなリミックス集が多かったSB
なのですが、これはオフィシャルなリミックス集です。
参加アーティストは本当に素晴らしく
その個々のアーティストのオリジナル作品はどれも良いです。
WARPレコードのBLACK DOG(PRODUCTION)、AUTECHRE、
一枚WARPから作品を残しているRELOAD、
デトロイトテクノの雄カール・クレイグなどです。
BlackDogのリミックスはPLAIDリミックスとなっていて
メンバー3人で手掛けたのか、この時点でもうケンスコット一人になって
しまったのか不明ですけどPLAIDはBDのメンバー二人で結成されています。
SCHAFTのリミックスにも参加したReloadのリミックス。
これも彼らの変名ユニットGLOBAL COMMUNICATIONが取られています。
当時、個人的に一番好みの音だったのは
今や押しも推されぬエレクトロニカの旗手オウテカのリミックスです。
この1995年時では「トライレペテー」までしかリリースされておらず
今のエレクトロニカとはまた違ったアプローチなのですが
不規則で読めない、音とリズムの展開と壊れるようなノイズと
ド迫力の低音には思わずボリュームをあげてしまいます(かっこ良いので)。
歌謡曲のリミックスなどはヴォーカルを残してハイファイサウンドで
バッキングを変えてしまうなど暗黙の約束みたいなものができていますが
やはりリミックスというのはこういうものだなぁというのが
FORMsでは確認できます。
原曲との聴き比べや無理に原曲に結びつけるような聴き方ではなく
新曲として楽しむのが本来の姿だと思います。
とても、素晴らしい作品なので
「何だ、リミックスか・・・」と素通りしていた方、
再結成も決まりましたことですし一度お聴きください。
MILLION MIRRORS
幕が上がる
から始まるこのアルバムは前編オーケストラを聞いているかと思えるような重厚なシンセサイザーの洪水
ヴェトナムはいつ聞いても鳥肌が出る
特に嬰児の泣き声が背筋にゾクゾクさせるものがある
INCUBATE
オリジナルでは、これが最高傑作です。もう古いけど。(笑)
クラシックの要素を取り入れた「パレード」、藤井麻輝お得意の暗黒機械的な「トランスコード」・「ジーンセッツ」、宇宙の壮大なイメージを表現した「エンゲージングユニバース」、「エルメス」や「ヴァーチャルウォー」の流れを組む「パイルドハイヤーディーパー」、ジャジーな「マーブル」等。
このアルバムに関しては、どれもハズレは無いです。
ソフトバレエが一番波に乗ってた頃ですし、初めての方はここから始めるのが良いかと。まだCDも手に入りやすいし。