魔界遊戯~for the movie~(初回限定盤)(DVD付)
本当のデスメタルは一般ウケする訳がありません。
こんなのデスメタルじゃないと評価するのは普通に間違っているのでは。
あくまで原作はマンガでありパロディである事をお忘れなく。
個人的にSATUGAIが気に入り購入しましたが全体的に聴きやすく良いのではないでしょうか?
歌詞はかなり悪ですが(笑)
PVも良く出来ていて映画を見て気に入ったなら購入しても損はないでしょう。
甘い恋人が収録されていない(PVは収録されています)のが残念ですが
あくまでDMCのアルバムなので仕方ないところですね。
転生學園幻蒼録 ドラマCD 第3巻
ドラマCD一巻、二巻とは違い、全体的にコメディータッチの作品。 問題の難しい単語が出てこないし、細かいギャグがふんだんに盛り込まれていて、完成度は従来に比べ高めです。 正直、あまり期待していませんでしたが……これは買っても損にはならないと思います。 星五つは多いかな、と思いましたが、岩崎さんの美麗イラストと制作側の進歩に免じて、星五つです。
魔王〈上〉
映画をみて、いまいち主人公の行動が意味不明だったので、原作である本書を読んでみました。
映画でのジョン・マルコビッチの印象が強烈だったのですが、それとはまた違った主人公の底深さや戦争当時の奇妙な雰囲気が面白かったです。ドイツ(ヒトラーユーゲント)への共感など、単純な善悪を越えた話がつづき圧倒されました。また各エピソードの意味や象徴も考えさせるものが多く、豊かな読書体験ができました。
最近うすっぺらい本が多いなぁと思っている人にはぜひオススメです。
特にラストが映画では曖昧だったのですが、原作ではちゃんと解るようにかいてあります。話の最初の部分とつながるようになっていて円環的な神話ともよめました。読了後はため息!
短篇集 恋の罪 (岩波文庫)
どこまでも人間を信用しようとする善人と、どこまでも邪悪な人間の織りなす物語ですが、「何もそこまでかわいそうな目に遭わせなくても(これがサドの世界かもしれません)・・」と感じる話が多く、ハラハラしながら、また時に腹を立てながら、結局一話をノンストップで読み進めてしまいました。
CONTINUE SPECIAL 特集 ハチミツとクローバー
中毒、というくらいハチクロのことを考えて暮らしている今日このごろ。
やはり放っておけずに「CONTINUE SPECIAL」を購入。
同誌では異色の特集だったようですが、
「SPECIAL FAN BOOK」とはまた趣が異なり、
読み応えのある内容になっていました。
なかでも出色はcutie comic時代の
初代編集者さんを交えたロングインタビュー。
ハチクロ誕生のいきさつや、同人誌時代の羽海野さんの
哀しくも笑わずにはいられないエピソードが沢山あり、
「こうしてハチクロは生まれたんだー」と愛おしさいっぱいで読みふけりました。
作品ももちろんですが、アニメ化反対のファンの声を
ネットで読んで病院に担がれるほどの繊細な心を持っている
羽海野さんが生み出す、作品世界の強さやキレの良さ、切なさなど、
その人となりに触れることのできるインタビューでした。
本誌を読んだあとにまた作品を読み返すと、
新たな発見がきっとあります。
また、インタビューの後に掲載されている「ハチクロ大辞典」は、
よくぞここまで…、といくらいに読み込んで作られているので、
ハチクロOTAKU度アップ間違いなし☆です。