話の終わり
物語は、語り手の「私」が、すでに終わりを迎えた年下の男との恋を振り返るかたちですすめられる。
現在はほかの男性と結婚し、その父親の介護をしている「私」の日常と、過去の恋愛の断片が入り混じる複雑な構造なのだけれども、ふしぎに読みにくくはない。
それどころか、読んでいるわたし自身が、「私」の意識の流れに同調していくのを感じ、奇妙な心地よさをおぼえる。
これといった事件が起こるわけでもないのに、目が言葉を追いかけるのを止められない。
地球交響曲第六番 [DVD]
地球交響曲を全曲観ているが、最も難解な一曲でしょう。テーマが音だから。。。どうしても、映像では表現できない限界があるのか、わんこの理解色が足りないのか。。。いずれにしても、第一番から第五番を観てきたのと同じようには観れないです。もう少しわかりやすく噛み砕いて?欲しかったかな。。。
リオ
全体を通じて快適な作品。開放的で乾いた、しかし豊かな音色の好演奏が次々と聴ける。中でも1曲目の「祈り」がいい。メロディーを朗々と聴かせつつ、その合間に「タータタ、タラタタ、タラタタ、ターター」という特徴的なフレーズが何度も繰り出される。この執拗な繰返しがたまらない。最近ではこれの直前に「さん、はいっ」と合いの手を入れて歌いながら聴いている。出だしにふさわしい、実に気持ちのいいナンバーだ。
以降もいろんな調子のボサノバが続く。聴き流しても快適だが、思わず耳をそばだてる心地いいフレーズが現れるので、結局は聴き入ってしまうことが多い。「私達の悲しみ」の太いフルートや「無用の景色」の刻むようなピアノソロなど、何気ない所にも快感のツボがある。
ウィンダム・ヒル~ウィンター [DVD]
レーザーディスクでこのシリーズを持っているので書かせていただきます。
環境音楽の最先端のウィンダムヒルレーベルの映像と音楽の饗宴。
美しい音楽と、自然の風景を見事に合致した名作です。
当時とはテレビ画像も進化し、さらに感動を与えてくれます。
冬の幻想的な風景が美しい。