ゲッタウェイ [DVD]
ゲッタウェイ THE GETAWAY (1972) 監督:サム・ペキンパー 主演:スティーヴ・マックイーン/アリ・マッグロー
中学の頃 年末年始の深夜映画劇場で観たのが初めてでした。 マックイーンが好きで 「ハンター」 「ブリット」 等の主演作が TV で放映されると飛びついて観てました。 当時の私は金銭的な問題もあり 映画館よりも TV での映画鑑賞が主でした。 毎月 スクリーン、 ロードショーを買ってチェックしてましたね。 その頃 大分ではリアル・タイムで観れる映画劇場は月曜ロードショーだけで ゴールデン洋画劇場も あるには ありましたが 1週遅れの金曜日でした。 水曜ロードショーと日曜洋画劇場の放送分は 土日の夜や日曜の昼に回されて放映されるんです。 そして年末年始にドバーッと流したりするんですよ。 その時に観た この作品はマックイーン主演で 「ワイルドバンチ」 のサム・ペキンパー監督作品だという事で 「ワイルド・・・ 」 が好きだった私は ダブルの期待感を胸に鑑賞しました。 監督らしいアクション & バイオレンスを存分に楽しんだ記憶があります。 今回 DVD を購入して 久々に観直したのですが やはり面白かったです。 ガキの頃に観た時は ただマックイーンのカッコよさ、 銃撃戦やカー・チェイスに目がいってたと思うんですが こうして歳をとってからジックリ観ますと 昔観た同じ作品なのに 色んな魅力を感じ取れるんですよ。 高校時代に洋楽にハマッた私だからこその発見は 音楽を担当しているのがクインシー・ジョーンズだったという事。 あの80年代 伝説のチャリティー・ソング We Are The World の PV で指揮をしていた大物ですよ。 確かに音楽がカッコいい。 マックイーンの推薦で彼に決まったらしいですね。 あと 脚本が 「48時間」 や 「ストリート・オブ・ファイヤー」 の監督を務めたウォルター・ヒルなんです。 しつこく主人公を追い回すルディ役のアル・レッティエリは 「ゴッドファーザー」 に出てた役者さん。 新発見ありますねぇ (笑) でも 今 観直して1番強く思ったのは 男は女にゃ〜敵わないって事でした。 ある事がキッカケで マックイーン演じるドクが憤慨するのも 引きずるのも男として分かるんですが アリ扮する嫁さんのキャロルの方が断然 強くて逞しい。 最終的に いつまでもグズるドクを一喝して関係を修復させる。 昔はヤンチャだった私も 今となっては女には敵わないと認める派なので ドクの選択には納得の同意です (笑) んで 結構コミカルなシーンもあるんですよね。 何度か笑っちゃいました。 私にとっては 新しい発見がいっぱいある魅力的な作品です。 ショットガンをブッ放すマックイーンは最高にカッコいいですよ!
Earth Wind & Fire - Greatest Hits
"Earth Wind & Fire"がデビューした時は驚いた。ファンキー・ソングにしてはメロディ・ラインが美しいサウンドの斬新さにも驚いたが、最初はリードボーカルが一人のグループだと思っていたのが、曲が進むに連れてボーカリストが複数いる事が分かり、画像を見ると何人メンバがいるのか不明な程、驚異的多人数のメンバ構成。その人数で熱唱するのだから、迫力満点。本ベスト・アルバムではノリノリの曲からしっとりとしたバラードまで、彼らの魅力が詰まっている。
「Shining Star」は御馴染みの彼等らしいファンキー・ソングで冒頭曲にふさわしい。「Fantasy」は日本でも「宇宙のファンタジー」と言う邦題で大ヒットした曲。リズミカルな曲に幻想感と神秘感が加わった名曲。「Got To Get You Into My Life」はビートルズのカバーだが、曲自身が持っている弾むリズム感が良く出ている。この他、「September」、「Let's Groove」などヒット曲が目白押し。そして「After The Love Is Gone」でシットリとしたラブ・バラードが味わえるという心憎い構成。
"Earth Wind & Fire"の多彩な魅力が味わえる、お買い得のベスト・アルバム。
ゲッタウェイ [Blu-ray]
映像はかなり古い映画の割に綺麗です。
フィルムの粒状感が出ていて非常にフィルムライク。
フィルムの傷なども残っています。
質感はよく出ていて綺麗に感じる。
輪郭の甘さはややありどうしてもシャープさに欠ける。
気になったのはシーンごとの安定感のなさ。
非常に丁寧に質感が出ているシーンと、明らかに質が落ちるシーンが混同しています。
他のBD作品と比べるとる並程度になると思います。
作品の時代を考えると満足できる出来ですし、ブリットよりは綺麗に出ています。
音はモノラルサウンド。
とにかく古くさいチープな音になっています。
全体的に響きが悪くこもりがち。
セリフ部分は中々クリアに出ていると思います。
ストーリーは逃走劇メインのアクション映画。
アクションシーンは緊迫感があって中々。
スローを多用したシーンなどは今観てもよい。
ただ間延びするシーンも多いですし、テンポが悪く感じる事も。
展開的には違和感を感じる事が多いですのでリアリティはありません。
しかしこの映画は悪役を演じるスティーブ・マックィーンにつきる。
寡黙で男らしさ溢れる演技を見せてくれて痺れます。
特典は音声解説の他、SD画質でドキュメンタリーや予告などそこそこ。
ブラジル風バッハ
演奏技術が高いことは評価できますが、だからといって感銘を受ける要素が少ないように思いました。技術的な面で感嘆することはありますが、心が揺さぶられることはありませんでした。熱いようで、冷徹な演奏だと思いました。これが狙いだったのかもしれません。