東方香霖堂 ~Curiosities of Lotus Asia.
内容に関しては他の皆様に任せ、個人的によかった点、改善してほしい点
○:雑誌掲載当時のままイラストが掲載されており、目で見てもとても楽しい一冊になっています。
○:イラストのほか、本の造り自体もいい感じ。表紙裏のオマケは最近メジャーな仕掛けですが、この本も味があります。
△:香霖のテーマ曲ってないの?てっきりこの単行本についてくるかと思ったのに…CDをつけてくれると最高でした。
以上です。東方好きで読み物嫌いな人は少ないかと思いますが、絵を見てるだけでも幻想郷の世界に浸れるいい本だと思います。
東方文花帖 ~ Bohemian Archive in Japanese Red
本誌は、本+CDのセットです。
内容は、東方のキャラクター達に、射命丸 文がインタビューする形で過去の作品の
事(出来事)を書かれています。
東方〜東方花映塚のキャラ達です。
それ以外では、ZUNさんが過去に出した音楽CDの中の曲の幾つかに
コメントを書いてます。
それと、アンソロジーコミックが後ろの方に載っています。
(個人的にハラオ氏のマンガの霊夢が使うスペルカードの「絵馬DE鳴子」が面白いです)
そして、その後ろには東方花映塚が出る前に書かれた
ZUNさんの東方花映塚の事についてのインタビューが書かれてます。
そして、付属のCDは音楽+東方花映塚の音楽付体験版が入っています。
他の人も書いていますが東方の初心者の人はあまり楽しめない内容かも知れませんが、
それなりの東方の知識が有れば楽しめると思います。
[同人PCソフト]東方文花帖 ~ Shoot the Bullet.
毎度おなじみ弾幕シューティングゲームですが今回は一風変わって弾幕を“撮る”のが目的です。
主人公は幻想郷最速の射命丸文となり規定数枚の弾幕の写真を撮ればミッションクリアとなります。
撮った分の弾幕は消すことができることができます。
シーン毎で区切られてあり、1シーンは長くても数分で終わります。
今作はあくまで外伝的な立場ではありますがこの難易度はかなり高いと思います。
レベルが進むにつれ技術的な面だけでなく運の要素も必要になってきます。
ですが段階的に進めばそれなりにテクニックも身についてくるでしょう。
あと曲数自体は少ないんですがBGMはどれも秀逸です。
[同人PCソフト]ダブルスポイラー ~ 東方文花帖
見た目はシューティングゲームっぽいですが、ショットをガンガン撃って攻撃するシューティングゲームではなく、
プレイヤーは新聞記者「射命丸文」となり、カメラを縦横切り替えながら弾幕をかいくぐって敵に接近したりして、
キレイな弾幕と敵が一緒に写っている写真を一定枚数撮るといった感じのゲームです。
登場キャラクターは主に東方風神録、地霊殿、星蓮船のボス、中ボスがメイン。
風神録ではスペルカードを持たなかった「犬走椛」も登場します。
何回もやられながら、弾幕の仕組みを理解したり、
楽なやり方を見つけたりしてクリアを目指して行くことになります。
こういったあたりに楽しみを感じられる人ならハマれます。
ボス戦のみの弾避けゲームで普通のシューティング好きにはまったくオススメできませんし、
東方シリーズをプレイしている人ですらゲーム性的に好き嫌いがはっきり分かれる作品かと思われます。
ステージは別に順番通りではなく、クリアステージ数などの条件を満たして行けばある程度は飛ばして先のステージに進むことも可能で、ステージ数は100以上あります。
また条件満たすと新キャラも使えます。
[同人PCソフト]東方風神録 ~ Mountain of Faith.
のちに地霊殿、星蓮船、ダブルスポイラーと続く、東方新シリーズの1発目の作品です。
使える自機は霊夢、魔理沙の2人のみで各3装備ずつの計6機体。
自機のボムはこれまでの作品のスペルカードではなく霊撃と呼ばれる使い勝手のいい普通のボムで、
Power4以下からは霊撃を1発使うと自機のまわりに付いているオプションが1つ減ります(パワーダウンします)
霊夢と魔理沙でやや霊撃の出方が違うこと以外は基本同じです。
道中の敵の配置を覚えて、安定してザコを倒せれば倒せるほど、
撃てる霊撃の数にも直接関わってくるパワーアップアイテム(赤のP)がザクザクと手に入ることとなり、
道中、ボス戦と霊撃を遠慮なくガンガン使えるようになります。
この理由からボス戦はクリア重視なら比較的短期決戦で行けます。
その反面、ボスの弾幕自体は高難度で、下手に避けに行くと霊撃の抱え落ちもしやすく、
死にたくなければ霊撃で押して行けというゲームバランスはかなり大味な感もあります。
グレイズで点を稼ぐといった上級者向けの要素も一切廃止され、新規のプレイヤーを意識した感じの作りでとにかくシンプル。
これまでの作品同様にノーマル以上の難易度でクリアするとプレイできるエクストラステージもシリーズの中では易しめです。
他の作品のエクストラがクリアできないという人でもこれはクリアしやすいのではないでしょうか?
田舎の秋をイメージしたさわやかなステージや明るい雰囲気のステージが多い中、
ショットとボムでサクっとプレイするテンポの良さが特徴でしょう。
ボスの弾幕は妖々夢や永夜抄のような色のカラフルさや派手さはないものの
ズッシリとした和風のイメージでこれがゲームの世界観とマッチしていますし、
音楽も相変わらずステージとの一体感が感じられて素晴らしいです。
ステージ道中のグラフィックも東方の作品の中でもかなり綺麗だと思います。