はじめ人間ゴン
70年代に学研の「学習」に連載された園山俊二先生の『はじめ人間ゴン』。アニメ化された「はじめ人間ギャートルズ」の原作のひとつでした。
そして、90年代、この作品を学習漫画や藤子不二雄作品のコミカライズでおなじみの篠田ひでお先生が、やはり学研の「学習」に連載を開始しました。
再びNHKでアニメ化されるなど人気となりました。
そんな篠田版「ゴン」の唯一の貴重な単行本です。園山先生の絵を、うまく篠田流に描き切っているのはさすがですね。
まったく違和感なく楽しめました。
アニメソング史(ヒストリー)II
アニメ史と言うには1も2も3もざっくり感が否めないのですが、さすがに90年代のCDに比べると音源は格段に良いです。だがなぜこの選曲ヒストリーとうたうならコロムビア音源総ざらいのつもりでしっかり年代別に作ってくれればと惜しい感じが、あと収録曲のジャケット画や情報が無いので、それもヒストリーと言うには残念なところでしょうか。
はじめ人間ギャートルズ
何でも始まりはいいものです。
「やつらの足音」は地球誕生から人間が出現するまでの悠久の歴史をつむいだ超大作。
スケールは音楽史上最も大きなもののひとつでしょう。
星ができて、
原始生命が誕生し、
マンモスに毛がはえ、
やがて、やつらの足音が聞こえてくる・・・。
妙に穏やかな気分にさせてくれる曲です。
はじめ人間ギャートルズ DVD-BOX (初回限定生産)
DVD11枚、放映回数77会・・・。よほどでないかぎり一気には見れないボリュームですが、毎日少しずつ見る事の出来る幸福感はたまりませんね。リアルで見ていた子供時代とは違い、いい大人になった視点で見ると、当時よくわからなかったゴンのとーちゃんの心情が痛いほど伝わって来ます。あと、かーちゃん色っぽすぎ(笑)。