上司は思いつきでものを言う (集英社新書)
上司って言いますよね。
こうゆう場面でこうゆう事。
なぜ言うのか,どう対応したらいいのかを
サラリーマン経験皆無の橋本治が
すぱっと指摘します。
いい着眼点から話が展開していったなと感じました。
面白い本で比喩に乗せられてふんふんと読んじゃうと
納得した気にはなってしまいます。
でもその比喩はご用心。大きな論理の飛躍が入っていますので,
自分の中で検討して,検証してから橋本理論の採否を決めましょう。
仕事術 (岩波新書)
タイトルだけから判断すると、「How To 本かな?」と思ってしまうが、どうしてどうして、働くことに対する著者の哲学までがきちんと伝わってきて感銘を受けました。膨大な取材に裏付けられた内容は説得力も大です。
第二部では「仕事術」について具体的に書かれていますが、特に最後の「育む技術」の内容からは、著者の若い世代に対する温かい思いが伝わってきて、目が潤んでしまいました。
BRAND NEW TOMORROW
総評:一応クリスマスアルバム的な要素もある冬のアルバムとなっていますね。既存の『冬曲』をアレンジしたものも3曲収録されています。それを差し引くと、ミニアルバムであるという考え方も出来るかと思います。全体的に久保こーじ色の強いアレンジとなっていますね。外人さんのコーラスが多く挿入されており、ブラックミュージックの雰囲気が強調された仕上がりとなっています。trfというユニットはdAnce to positiveで既に完成してしまいましたので、後はその確立したスタイルなりを崩していく作業となるわけですが、このアルバムがまさにそんな感じになっていますね。このアルバム以降に発売された晩年のシングル達も、小室哲哉の音楽的実験の為に作られたと言っても過言ではありません。これはTMネットワークのCAROLというアルバムの完成形を作ってしまった後の昔の状況と非常に良く似ていると思うんですね。ジェケ写でのメンバーがやけに背景と馴染んでいます(笑)。
純情~スンジョン~
そこそこ手が混んでるのでいずれPVも出そうですねぇ。今回はホストクラブな舞台。
なんでDJなのかとか作詞が空耳詩なこととかあんまり詳細が知られないまま妙にヒットした団長ソロの続いてのシングルは引き続きアジアモノカバー。
前回はバリバリにトランス方向にトラックは差し替えていたが今回はかなり原曲に近い。
もちろん派手にはなってるしユーロビートよりはトランス寄りなアレンジですが。
まぁ詩が上手くハマったのもあるかなと。今回はそこそこ繋がった詩になった割に原曲にもかなり近い聴こえ方。
とにかくテンションの高いまずは耳に付く作りにという中身を捨てたわかりやすい出来は変わらず。
このテンションのままならフルカバーアルバムも聞いてみたいな〜。
magic
前作「スウィンギング スター」が良かったので、当時大いに期待していましたが、ちょっと首をかしげた記憶があります。。が、それほど悪くもないので、一応五つ星献上です。不満は、曲の良さにバラツキが出始めたこと。なんか、才能の枯渇を若干感じてしまった。とはいえ、3「Go for it]7「花曇りの日曜日」、9の「愛してる愛してた」は名曲。とりわけ9はスパニッシュギターをバックに、吉田美和さんの叙情的なヴォーカルがからんで、最高。でもこの後、段々魅力が褪せていくきがするのは、僕だけでしょうか。