スコーピオン・キング [DVD]
今更ながらレビューしたいと思います。 WWEファンの私が当時期待を胸に膨らませて見たハムナプトラ2。 しかし「ロックがまさかのジャブロウニかよ!?(WWEファンの方向けの発言)」と思ってしまいました。 しかしハムナプトラ番外編の本作で俳優ザ・ロックとしての本格的な映画主演1作目ですね。 最初見てびっくりしたのは映画のスケールの壮大さ、ロックが魅せたくれた妙技的演技! 後からびっくりしたのはロックのギャラ笑(今載っているか分かりませんが、ギネス記録の本に「映画デビューのギャラが最高額」みたいな項目の所に)やっぱりロックはプロレス界でも映画界でも大物なのかなって思いました。 作品自体は十分に楽しめましたが、やはりWWEスーパースターのザ・ロックが好きだった私にとっては「プロレス界から映画界へ行ってしまった元凶なのでは?」と思ってしまいます。(先日、七年振りにリングに姿を現しましたが)。 作品はWWEファン、ロック信者、ハムナプトラシリーズの好きな方、そうではない方でも十分に楽しめると思います。
スコーピオン・キング ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ・ザ・モーション・ピクチャー
ハムナプトラシリーズから引っ張ってきた作品なだけに、映画自体はCGだけの薄い映画です。しかし、サントラは熱い!最近流行の下手なオムニバス形式のロックアルバムを購入するよりは、このアルバムを買ったほうがいい。スポーンのサントラと同様、最新のトレンドを取り入れたアルバムです。
スコーピオン・キング2 [Blu-ray]
「ハムナプトラ2」からのスピンオフ作品「スコーピオン・キング」の前日談という複雑?な設定の映画です。
特典一切無し、映画の内容もショボショボ。このシリーズは大抵シネスコのはずなのにビスタ収録。
おまけに「スコーピオン・キング3」発売後のリリース。
何か変だな?と思ったら元々ビデオムービーだったようで。
しかしまあ、一応は楽しめるので。
スコーピオン・キング (角川文庫)
暗殺者を輩出してきた部族であるアッカド人のマサイアスは、ゴモラの王メムノーンに仕える妖術師を倒す事をウルの部族の王たちに依頼される。
しかし裏切り者の存在でそれが失敗に終わる。
メムノーンに仕える妖術師は、その予言の力でメムノーンの戦いに勝利をもたらせて来たが
本心ではメムノーンを憎悪していた。
そんな時に現れたマサイアスに彼女は自分の運命を賭ける事にする。
こんな感じの物語ですが。
なんというか、ファンタジーですね。
舞台となる世界は三千年の昔となっているが、国の名前や都の名前とか、砂漠があったりしますから中近東あたりのイメージも受けるけど
正直、イマイチわからない。
空想で作られた世界との印象で、その点も正直、不満が残ります。
古代を舞台にするなら、その舞台を推敲してしっかりしたものを築いて欲しいですし。
あと、一介の暗殺者と王が一騎打ちするとか、いかにもファンタジーらしい展開も続いていますから。
こうした展開を読んでいるときはそれは楽しめましたが。
読み終わってみると、舞台といい、設定といい、どうにも不満が残りました