てるてる家族のてるてるパンレシピ集 (タツミムック)
朝の連続テレビ小説「てるてる家族」で登場するパンその他,いろいろなパンの作り方がグラビアで分かり易く紹介されている。作り方の他に,コラム的な記事も幾つか掲載されている。食パンが関東は8枚切が主流なのに関西ではどうして6枚切が主流なのか等々,おもわずなるほどと納得してしまう,エピソードが語られる。本書で語られる,今は,あまり見かけなくなった「シベリア」というパンを食べてみたいと思った。パン作りにこだわる人にも,パンを食べるのが大好きな人にも,ドラマ「てるてる家族」のファンにも,ぜひ読んでもらいたい。
連続テレビ小説 てるてる家族 総集編 [DVD]
私は朝が苦手です。だから、朝は一分、一秒とも時間の許す限り
眠っていたい。そんな私が、眠い目をこすりながら起きて
観ていたのがこのドラマでした。一日たった15分の中に
一時間ドラマに相当するだけの笑いや感動が詰まっています。
主人公は石原さとみさんが演じる冬子ですが、内容は冬子メインというより
四姉妹はじめ脇の登場人物すべてにスポットをあてて、様々な
エピソードが繰り広げられます。どのエピソードも緻密に練られた
脚本により【深イイ話】となっています。
朝から笑うことはよくあっても、朝から泣いたのは初めてでした。
それ程素晴らしいドラマなのに星四つというのは、やはり総集編であるから。
制作者の皆さんは、このドラマをDVDにする為に必死になってくれたと
思いますが、やはりこのドラマは全編通して観てこそ価値がある。
総集編ではこのドラマの良さは、3割程度しか伝わりません。
いつか完全版ができることを期待しての四つ星です。
てるてる家族―連続テレビ小説 (前編) (NHKドラマ・ガイド)
てるてる家族の主題歌が載っていて、2番目の歌詞もあります。
これからの冬ちゃんたちのことが書いてあって情報満載です。
とても楽しめますよ。
てるてる坊主の照子さん〈上〉 (新潮文庫)
なかにし礼は、静かで暗い人らしいのですが、物語は底抜けに明るく、とてつもなく面白いのです。グルノーブル・オリンピックにでた石田治子といしだあゆみの春子・夏子の成長物語と情熱的な母・照子とのんびりやの春男の家族の物語です。NHKの朝ドラでは秋子と冬子も自己実現するハッピー物語となっていますが、原作では、照子は春子と夏子にばかり力を入れ、秋子と冬子には愛情を注ぎませんでした。とはいえ、実際には、秋子はフィギュアの関西選手権で優勝し、男子フィギュア選手と結婚しますし、冬子、つまり、なかにし礼の奥さんとなる末っ子は宝塚音楽学校に進み、1年余り歌手となる石田ゆりです。(NHKのドラマでは秋子は日清食品と協力する発明家に、冬子はパン屋になることになっていましたが)
情熱的で積極的な母と、のんびり型で人柄のいい父親に育てられ、4姉妹は、それぞれ光る金となるのです。目標を設定し、自己実現のために努力する大切さを笑いの中で描き出します。
底抜けに明るく、ほっとする楽しい作品でしたが、涙を流さざるを得ない場面も出てきて、感動しました。親として子供に愛情を込めて育てる大切さと、過度の注ぎ方がいけないことを読者に感じさせます。
BEST STORY(初回生産限定盤A)(DVD付)
彼女らが培ってきたキャリアを考えれば
このタイミングでのベストのタイミングは妥当と思います。
若さ溢れる初期の作風から、童話のようなファンタジックなポップ性が増した中期、
そして恋愛に焦点を絞った後期…
どのRYTHEMを良いと思うかは人それぞれですが、(私は中期、夢現の頃が一番好きです。)
RYTHEMのベスト盤としては十分にその役目を果たしています。
「三日月ラプソディー」「ホウキ雲」は名曲中の名曲です。
曲順が時系列順であること、新録音源のないことにも潔さを感じ、
個人的には良いと思います。
ただし納得できないのがDVDの収録内容、そして発売形態。
ライブ映像は単体でDVDとして出して欲しかったです。
せっかくのライブなのだから、こうダイジェストにしては勿体無いです。
現在のRYTHEMの方向性もさることながら、
正直なところ今後の活動には期待よりも不安が大きいかもです。