ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス- Vol.9 [DVD]
24、25話はテレビ放映と同じ、人類とタナトスとの決戦の回。自分の本当の気持ちに気づいたジンはトアのいるタナトスに向かう。同じく、タナトスと話し合うために信号を送ったISDAの面々。彼らがそこで目にしたものは…。そしてやはり人類を滅ぼすというタナトスに対して最後の決戦を挑むドラゴノーツチームたち。タナトスを説得することに最後の期待をかけるジンとトアは…。
後半になって話が迷走ぎみだった「ドラゴノーツ」だが、結局最後は相当にありがちなエンディングになってしまった。人類を滅ぼすはずの敵を「説得」したり、謎の星だったタナトスが巨大ドラゴンに変形したり、退場したはずのキャラが再登場とか。正体不明なのが不気味な怖さを放っていたタナトスを擬人化した姿で登場させてしまったのもベタな展開に落としてしまってるよな…。「2001年宇宙の旅」のモノリスのような得体の知れない怖さのあるよくできた敵だったのに…。最後の結末も「二人の愛の力」なんてのに「逃げて」ほしくなかった…。最後まで作画は崩れてなく、雰囲気も非常にいいものを出しているのが逆に悲しかったりする。二人が生き残ったことで最初からずっとこの作品を覆っていた悲劇性が吹き払われたのは確かだが、ここだけ今までの話とは別物のように違和感がある。やはりこの作品の本質は悲劇性にあるのであって、それがなくなるとすごくヘンな感じの印象が残ってしまう。
26話はTV未放映の番外編。「月詠-MOON PHASE-」なんかと同じやり方だが、中身も似たようなもの。前半が学園番長編(意外なキャラが主人公)。後半が孤島でドラゴン達に起きたキャラ崩壊の異変をジークリンデたちが救うという話。オールスターキャストで登場し、意外に分量のある内容になっている。今までシリアスだった分ギャグになると確かに笑えるし、こっちも作画は崩れてない。何度も見たいと思うほどでもないが、この手のモノでは比較的よくできているほうだろう。コメンタリーでも話しているようにスタッフの受けはよかっただろうな…。ただ、ここでこんなものを付けるよりも本編をもう少し頑張ってアニメ本体の人気が出れば同人誌で山ほどやってくれるだろうし、スピンオフ作品を作ったりもできるはず。スタッフ本人達が自分でやって、それを売りつける必要はあるのか? 前半のシリアスな展開に肩入れしていた自分としてはDVDで再度悲劇的な終幕を作り直すくらいの気概は持って欲しかったと思えてならない。
ドラゴノーツ -THE RESONANCE- (ジャンプコミックス)
世界とキャラは同じだが性格などが違うというのは良くあることですが。
アニメがアレだったのでこっちのほうが良いと感じてしまいました。
ただ、1巻で完結と言う事で話が短く出番の無い人たちが多いのが
残念です。
ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス- Vol.2 [DVD]
この巻ではいよいよ変身したドラゴン同士の乱れ飛ぶ空中大決戦やISDA、ドラゴノーツ、リンドブルムユニット、ジルアード軍といった各種の組織(やっぱり細かい設定…)、そして主人公ジンと「トアを守るために生まれた」ドラゴン・ギオの、本来の主従ではない二人の奇妙な関係と行動が描かれる。ドラゴノーツチームの変身シーンも初登場し、見せ場の多い巻だ。相変わらず視覚的印象最優先でストーリー的には強引な行動と展開が目立つが、その辺は割り切って超高画質な絵を見る楽しみに徹するのが正しい見方かと思う。ドラゴンの3D-CGや光線・爆発描写は昔の色々な作品に比べると相当綺麗になってきているがまだ通常作画部分と比較すると若干の違和感はある。5話の月面都市では話題の(?)超爆乳キャラ、ガーネット少佐が本格的に登場だ。(声は鈴宮ハルヒとは全然違う印象!) こういう褐色肌のSな姉御キャラが好きな人は大注目だ。なぜあんな嬉しすぎる、もとい不自然な服装なの、とか、あの胸で格闘できるはずがないとかは考えちゃいけません。(笑)
毎回各話の冒頭・アバンの部分で唐突に過去の伏線的エピソードが少しずつ語られていく構成だが、かなり後になって意味がわかるものもあるのでじっくりと待つ心構えが必要だろう。
ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス- Vol.1 [DVD]
内容に影が多いアニメです
説明がないので途中から見た人とかは更に困ります
このアニメを詳しく知りたい人はこの作品にドップリ浸かる必要があります
謎とされている部分を視聴者が憶測ながら推理していくのが妥当です
分からないところを自分の頭で考えられない人には無理なアニメです
DARKER THAN BLACKと同じような序盤に不問の多いアニメで、
DTBの場合は、DVD初回版についてくる解説集等で謎が紐解かれます。
このアニメの女性キャラクターは基本的に「巨」が付くほどの体をもつお方が多いです
魅力的な女性キャラ達をご賞味下さい
キャスト陣は小野、杉田、後藤、平野、茅原のSOS団コンビに、
諏訪部、福原、水樹奈々等の売れっ子声優を大量にキャスティングしています
ドラゴノーツではカミシナジン(男)がヒロインと評されており、
カミシナジンは常にトアに救われています(逆お姫様抱っこ等、逆の場合が多い)
1〜2話ではいきなりカミシナジンがレゾナンスしたり、ドラゴンが戦い、
スピリタスの暴走などでかなりややこしくなっていますが、話が進むにつれ
ドラゴノーツとドラゴンの関係性やISDAの金魚の糞みたいに付着してるジルアード軍の
目的などが明らかになっていきます。
ドラゴンのCGも美しく、動画の速さの中に微細があるのがGONZOらしいです
ただ、毎回思うのがDVDの値段です
過去に、自分はBLACK CAT、ぼくらの等で少々高く金を取られていました
各巻2話収録や、DVD2巻からは8000円超えは避けてもらいたいです
perfect blue
これはアニメ好きの人には受けはイマイチな気もします。ジャズっぽいですけどなにやら普通のJPOPっぽい。
いわゆる初聴きの場合から聴きやすさ重視といったところ。派手さもなく盛り上がりもないです。
雰囲気重視でじっくり聴きたい人向けです。曲は悪くないのでこういう曲はフルでじっくり聴くと
初めて良さがわかると思います。
OPのみの視聴なのでこのような感じです。