夢喰いメリー (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
この作品の長所は全てに置いてバランスがいいことです。
物語の軸としては上に書いたように少年があるとき非日常に巻き込まれ、ヒロインと出会い助けあっていくという少年心をくすぐる王道ストーリーです。
しかし、だからと言って没個性だとかベタとかいうわけではありません。
まず夢の中で襲い掛かってくる敵の夢魔など独自の設定もしっかりとしていて個性的だし、
敵も個性的。特に服装のデザインが洒落てます。
男キャラはトリッキーでカッコよく、女キャラは可愛さとエロスを両立し、だからといって淫乱なイメージを持たせるものではない。
素敵です。ちなみに自分は5巻ぐらいからでてくるクリオネが好きです。
バトル描写も少年漫画と大差なく、むしろ巻が進むごとにクオリティが上がり下手な少年漫画よりも非常によいできとなっています。
さらに特徴的なのがバトルが中心の展開でありながらも日常パートも充実しており、ヒロイン含む主人公の周りのキャラクターたちの個性を余すことなく出し切っています。
もちろん恋愛要素もちゃんと含んでいますb
特にヒロインのメリーは可愛いですね。
ツンデレというわけでもなくデレデレというわけでもなく、絶妙な性格をしていると思います。
そして腹がエロイ。(ちなみにこのエロさはアニメ版でこれでもかというほど強調されている)
戦闘パートと日常パート両方できがよく交互に展開するため全く飽きず作品にのめり込むことができます。
ここまで癖がなく且つ燃えと萌えを両立している作品はなかなかないと思います。
猫の手お気楽娘、幻惑?―ソード・ワールドRPGリプレイ集xS〈3〉 (富士見ドラゴン・ブック)
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、『ウィンド兄さん頑張って下さい(笑涙)』といった展開でますます目が離せません。
そして、遂にあの金属が…
日本屈指のマスター様という事で、実に安心して読め、モニカのうっかりに対する対応などは相変わらず感心するばかりです。
その他では、ユーリリアがチャ・ザの神官としての戒律を気にかけて行動してくれているので、とても好感が持てます。
いままでのリプレイでも、チャ・ザの神官は複数居たのですが、ここまでまとも(笑)に行動してくれるキャラは居なかったように思えますので、チャ・ザ贔屓としては嬉しい限りです。
個人的に猫好きなので、『にゃんこ様』の出番が1、2巻に比べて減ってしまったのが少々残念でした。
巻末の企画も毎回笑わせてくれ、得した気分で楽しめます。
夢喰いメリー (8) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
相変わらずの面白さと絵の上手さに感服します
双子夢魔との戦いもスピーディーで読んでいて楽しかったです
そしてエルクレスの器の登場は流石灯台男、灯台もと暗しと言ったところでしょうか
これから益々面白くなりそうですね^^
目が離せません
猫の手勇者くん、突撃!―ソード・ワールドRPGリプレイ集×S〈2〉 (富士見ドラゴンブック)
個人的には☆4くらい。ただ、他の方が結構偏っているように思うので、5つにしておきます。
清松節という感じ。
独自の哲学を持っていて、常に安定して運営している。
個人的な嗜好はあるとは思うけど、僕は好きだなあ。
話としては、他の方が述べているものの他に、特段付け加えることはないかな。
早く続きが出て欲しいものです。
夢喰いメリー (9) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
前巻から引き続きクリオネのお話から始まります。
ジョンが静かに拳を握ったり一人だけはぶられたり
クリオネがピースしたりあたふたしたり
メリーの謎が増えたり減ったり
夢路の謎が増えたり減ったり。
伏線の回収がとても綺麗で鳥肌が立ちます。
夢路の下校から始まる決戦前の雰囲気も大好物です。
でも一番はメリーのあのシーンですね。
あんなふうに描かれると切なさで「あぁ…」ってなります。