ななこSOS1 (ハヤカワJA)
吾妻ひでおの代表作の一つで、アニメ化もされた。今回が3回目の出版。1980年代のSF美少女ギャグコミックの金字塔。
イラスト集に収録されたフルカラー漫画12P、1Pモノの新作が6本、後書き漫画が2Pと、レア原稿や新作部分も多くあるので、20年ちょっと前にコミックを買っていたファンも、買いなおす価値ありです。
盟友Dr.石川(いしかわじゅん)の後書きも、愛情に満ち溢れていて一読の価値アリ。
ななこSOS2 (ハヤカワ文庫JA)
今回はDr.石川のほかにDr.Oトモが登場。そうか、ななこちゃんは四谷が好きなのか。「超能力吸い取りロボット」でななこちゃんは四谷に裏切られ、ラストで飯田橋クンから「いいかい、もう二度と四谷に近づくんじゃないよ」といわれながら、四谷に呼ばれると喜んでついていく。若かりし頃、そんな女がおったなあと回想。しかし83年の作品に「キムタクみたいな雪男」はないだろう、「谷山浩子のポーズ」って書いてあるところもあるのに。
ななこSOS (3) (ハヤカワ文庫 JA)
ジャストコミック版を全巻持っていますが,新作に惹かれて購入しました。
後悔はしていません。新作のACT.58はかなり面白かったし,1ページ劇場の「四谷ロボット」などは,しっかりななこワールドしていて笑えました。
しかし,表紙からしてななこの顔が違う(泣)。ついでに性格も(笑)
しょうがないことなのでしょうけど悲しいですね。
それにしても旧作を読み返してみると,吾妻氏のものを作り出す力にはすごいものがあるとあらためて感じました。
失踪日記も確かに面白かったけれど,ななこSOSでは,氏のセンスだけでなく創造性が光っています。
氏がこのような作品をまた生み出せるようになることを念じてやみません。
国際映画社アンソロジー 1979~1984
TVサイズなのは仕方ないにしても音質が悪すぎる。
テレビの前にラジカセを置いて録音したものを
CD化したのではないかと思えるほどに酷い。
特にJ9シリーズのOPなどは商品化できるような
レベルでは無いと思う。
DVDやLDなどから録音した方がまだマシな音質になると思うのだが
どこから音を録ったのか不思議でしょうがない。
同じシリーズの東京ムービーなどはそこまで酷いと思わなかったが
なぜこのCDはこのような出来になったのか…
ななこSOS<音楽篇/ドラマ篇1~2>
歌と音楽はすべて新田先生によるもので、どれもセンス抜群で耳に心地よい。高橋みゆきの甘く伸びのある声もいい。オリジナルのドラマに原作者の吾妻ひでお氏が特別出演しており、いい味を出していて絶対笑える!TV版の音声(モノラルなのは仕方がない)がそのまま収録されている「スーパーボーイななお」はアニメ史上に残る名作だと思う。豪華声優陣(三ツ矢・古谷・塩沢・山田栄子・つかせ・銀河・他敬称略)の駆け引きは壮絶の一言。なな子を知らない人でも、アニメファンであれば楽しめることうけあい。