NEMESIS No.7 (KCデラックス)
『漆黒のノイエゼーレ』
『ディザインド』
『五大湖フルバースト』
『ママはチャイドル』
連載終了…早すぎる!
毎回、楽しみにしていたのに…
ただ、どれも見事な終わり方で面白かったです。
(『ディザインド』だけは盛り上がってきた中、未完なので残念ですが…)
売れてないのかな…
心配になります。
中野ブロードウェイの古本屋に置いてある怪しいサブカル系の本と
まんだらけのオタク本を凝縮して蒸留したような漫画雑誌…
世の中と逆行したチャンレジ、応援したくなります。
特命係長 只野仁 サード・シーズンDVD-BOX
TV版の延長。拡大版とほとんど変わらない、キャストが少し豪華になっただけで。
恐れ入るくらいのワンパターンさ。それが良いのか?悪いのか?本当に最後の劇場版である。
特命係長 只野仁 DVD-BOX
硬軟の雰囲気を併せ持つ役者、高橋克典の魅力が
最大限に生かされた素晴らしい娯楽ドラマだと思います。
普段は冴えないサラリーマンだが、実は会長の懐刀である、
主人公只野仁が、諸問題を痛快に力と色気で解決していく様子が非常に
面白く、案外嫌味な感じがしないのは、高橋克典のキャラクターのせい
なのでしょうか。ストーリーには、サラリーマンの苦悩・悲哀も
多くの回に織り込まれており、ドラマに人気があった理由は
案外そういうとこにあるのかもしれません。
脇役も多彩で今人気のエビちゃんや、他にもテレビでの露出度が高い
人や意外な人も出ていて、毎回楽しいです。お勧めです。
なんだかなァ人生
漫画の話、家族の話、鮨屋の話、借金の話など著者の生きざまがなにかとわかっておもしろいです。
とくに印象に残ったのは、「特命係長 只野仁」の誕生秘話です。
この作品のアイデアは編集者から投げられたもので、著者は当初かなり嫌々で「他の漫画家さんに頼んで下さい」と断りますが、編集者の熱意に負け渋々引き受たこの作品が著者の久々の大ヒットとなったのです。
ヒット間違いなしと計算した作品は意外とハズレてしまい、なんとなく始めたやつの方が当たり、連載を始める前から編集部と漫画家で妙にお祭り騒ぎになって、鳴り物入りで始めたものの大コケになってしまった漫画の方が多いのだそうです。
そうか〜、そうなんだ....心にしみ入るいい話です。
NEMESIS No.5 (KCデラックス)
いきなり仰々しいタイトルですが(笑)
私の場合、ワクワクしたいから漫画を読みます。
最近、自分の中でワクワクする条件が分かってきました。
それは『世界初』のコンセプトで書かれているか否かです。
だって、過去の焼き直しを読んだって、時間の無駄だから。
ショタコン不良漫画の『しょたせん』
アメリカ相撲漫画の『五大湖フルバースト』
ザッピングホラー漫画の『後遺症ラジオ』
戦うジャーナリスト漫画の『ディザインド』
ヤクザ学園漫画の『巨悪学園』
童貞ゾンビ漫画の『ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド』
魔女からみた歴史漫画の『ボアザン』(超残念、今回休み!)
・・・などなど思いつくままに、
コンセプトを文字にするだけでワクワクする漫画で溢れています。
相変わらず濃くて尖がったネメシス。
漫画好きに強くプッシュしたいです。
今時の漫画雑誌にない骨太さをビンビン感じます。
そして今号は何と言っても、
無限の住人の作者・沙村広明の『ベアゲルター』が連載開始です!
まだ詳しくは分かりませんが、3人の女殺し屋(?)の話っぽいです。
1話目でヤバいです。
タイトル絵の梶芽衣子オマージュのナミが気になりすぎです。
表紙も今までで一番しっくり来ました。
次号が楽しみ。