愛のオネエ飯―男をトリコにする!
表紙からしてくどそうなこの料理本(笑)
実際の中身はすごく良かったですよ!!!
とくにトップバッターのイッコーさんの料理はかなり好みでした。
流行の韓国料理等も交えてあるのが気に入りました。
オネエ系にはやはりちょっと癖のある料理が好みなんでしょうね。
構成も楽しく(←假屋崎さんのページのお花も美しいんですよ^^ )、個人的には料理本というよりは読み物として楽しめました^^そして知識として料理も覚えられるという一石二鳥のものの様に思いました。
パワフルな方たちの本なので元気出ますしお勧めです。
ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒 [Blu-ray]
豪華と言う他ない役者陣による演技、洗練されたCG、水滴の大きさで着ぐるみの大きさが分からないように砂で表現するなど極限まで作り込まれた演出。どれもがハイクオリティーでありながら、華美にならず丁寧で落ち着いた表現に終始しており見ていて非常に心地よい。
前二作とのあまりの方向転換や、単に怪獣が町中で暴れたらどうなるかを描いただけの映画だという誤解、倉田など意味がよくわからない登場人物が出るなどの理由から、しばしば低評価を受ける作品だが、テーマ性と脚本のレベルは前作と比べ物にならないほど高い。前作までのガメラ、綾奈、倉田、長峰、のスタンスこそがストーリーの鍵となる。
前作までのガメラの主張は、敵は地球を滅ぼそうという悪であり、それを倒す自分は正義である。場合によっては人間も悪になりうる。
綾奈の主張は、自分は何もしていないのに家族を殺された。ゆえにガメラこそが悪であるということ。一般的な特撮作品における主人公は実はほとんどこの二つのどちらかのスタンスであることがわかる。
倉田の主張は、人間は明らかに正義ではない。ゆえに生きることは惨めで汚く、ギャオスに滅ぼされるべきであるということ。
長峰の主張は、生きて行くのに正義も悪もないが、生物は最後の瞬間までどんなに惨めでも生きようとするということ。
戦えば、必ず人は死ぬ。たとえ戦わなければ地球が壊滅するとしても、ガメラが殺した人間はガメラが現れなかったらもっと生き延びられたはずである(ワクチン接種で副作用を発症した人間は、将来病気にかかるはずの人間ではなかあったはずであるのと同じ)。つまり人間を救うためには人間を殺さなければならないという矛盾。ゆえにガメラは人間との交流を断った。だが、目の前の人間は助けたい。その矛盾。地球を守るために実はガメラが前作で地球環境を破壊していたことまで語られる。生きて行くことは周りを傷つけ地球を傷つけていく。倉田やギャオスを作った者はそこから逃げようとした。だが、ガメラや長峰、浅葱はどんなに惨めで自分が間違っていても、最後まで生きようとする。綾奈に必死で心臓マッサージを続ける長峰の姿、それを助けようとするガメラ(そこでも恐らくマナを消費し地球環境を破壊している)の姿がそれを象徴している。ギャオスを倒すためだからしょうがないじゃん!とは割り切らず、苦しみながら鬼の形相で戦うガメラは本当にカッコいい。綾奈は同じようでまったく違うスタンスである。自分は正義だと思っている。だから周りで死んだ者に気づけなかった。イリスが綾奈の記憶を読み取ろうとしたことにより逆に綾奈が封じ込めていた記憶ーそこにはガメラだけでなくギャオスもいたーを認識し、自らの過ちに気づいてゆく演出も本当に上手く設定を利用しており、素晴らしいの一言。
イリスの最後のあっけなさすら、生を否定した存在として描くための演出だったのだろう。この作品には無駄なシーンが一つもない。
エンターテイメント性については視聴者の嗜好にかなり左右されるだろうが、テーマの考察の深さとオリジナリティ、挑戦心、創造性、映像美、演出力の高さという意味では国内外問わずSF映画の最高峰。
ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒 デジタル・リマスター版 [DVD]
「1」で怪獣映画とは、を提示し、
「2」で、主役怪獣がいなくても成立してしまうディザスタームービーに怪獣映画の可能性を見出したあと、
この「G3」は当時ものすごい期待感を持って公開された(一部マニアも含みます)と記憶しています。
怪獣映画に限らず、映画の文脈を知らない子供や、デートに観るようなものではないと言えるくらい
ストーリーも登場人物も複雑に絡み、状況も二転三転します。同じくらい評価も二分されましたし。
しかし純粋に画作りとか、そこから伝わってくる、あるはずのないガメラの感情や感覚など、敵役のイリス側(人間も含む)と、ガメラ側で対比するように見ているとその対極構造が良くわかります。
観終わった後の脱力感と熾火のような高揚感は、ラストバトルに至る一連のシークエンスで、
「単なる娯楽映画じゃないぞ」と言う気概を見せ付けられる、この作品独特のものだと思います。
従来の怪獣映画ではなく、ディザスターMでもなく、怪獣映画のふりをした(陳腐だけど)問題作に
仕上がっている作品だと思います。
劇場公開時ペーペーだった自分が管理職になり、久しぶりに見直したこの作品で、
ファイナルカット、雄叫びをあげる満身創痍のガメラに「漢」を感じない訳にはいきませんでした。
山咲トオルのカンタン!ヘルシー!モテレシピ
材料に「お惣菜のひじき」や「カレールー」等がでてくる。
簡単で失敗の無いレシピなので、料理をしたことのない人、時間をかけずに料理がしたい人、
自炊のレパートリーを増やしたい人におすすめ。