西遊記〈上〉 (岩波少年文庫)
西遊記は奥が深そうなので、映画を見た子供なら、最初にこの本をお勧めします。
大人なら、長い文庫でもよいと思います。
自分は、もっと短い、子供用の本を読んだことがあります。
どれでも、興味がもてれば入り口としてはよいのではないでしょうか。
西遊記II DVD-BOX I
やっぱりすごく面白い。各キャラクターと俳優さんがしっくりくるのもありますが、何よりも独特の猥雑感!
本木雅弘版も香取慎吾版も何かしっくりこなかったのは、この猥雑感がなかったせいだったんだと納得しました。破天荒なお猿や豚が大暴れする世界が、今どきの猥雑さは一切ないお綺麗な雰囲気と合うわけがないですよね。
というわけで、西遊記はいつまでもこの堺正章版が一番だろうと思いました。五歳の子供も香取慎吾版も喜んでいましたが、それ以上にこっちの方が気に入っています。
西遊記〈1〉 (岩波文庫)
太田辰夫氏&鳥居久靖氏の訳本が手に入りにくい今、
完全な訳本の出版は、とても喜ばしいことです。精密な
ことを言うと、元にしている原本が前述の訳とは異なる
ようですが、とても読みやすい訳で、全10巻も何のその。
あっという間に読めてしまいました。「糸も一本では撚れぬ、
手も片手では拍手はできぬ」なんて文句が出てくるのも、
完訳ならでは!下ネタ系のギャグも結構あって、単なる
子ども向きのお話ではないことがよくわかる?気楽な読み物を
お求めの方にお薦めします!
西遊記 DVD-BOX II
ぼくの中で西田さんの最高のはまり役名演技は、浜さんでも池中玄太でもなく、西遊記1の猪八戒役に限ります。特に西遊記1第20話「猛吹雪!三蔵狂乱!」での西田さんの演技と存在感は、重厚なストーリーと演出もさることながら、爆笑感動です。必見!!