味いちもんめ 独立編 7 (ビッグ コミックス)
それなりの合図があるもので、そこでは考えていることが行為となって外にあらわれるのです。
料理の世界での人の出入りも、その他の世界でと同様に、規則を守りながらやらねばならないので、去る者は残る者にかかわってきます。
思えばこの作品は、心遣いの数々をひとに教えて、また、ああそういうものだと読む者が納得することを話に作って、もう長くなります。
味いちもんめ (21) (小学館文庫)
厳しくもやさしい熊野の親父さんや兄さんのもとで
伊橋や矢沢が成長する姿が楽しく描かれた作品です。
苦労人の横川の兄さんはじめ、他の弟子たちもそれ
ぞれにいい味を出していますが、中でもボンさんが
素晴らしいと思います。
道は違いますが、修行していた頃のことを思い出し
ながら読んでいました。