ラプソディア―プレイステーション2版 (Vジャンプブックス―ゲームシリーズ)
幻想水滸伝シリーズ初のシュミレーションRPGなので、
前作までとは全く違うシステムに慣れるまでの必須アイテムです。
オールカラーではなく味気ない感じは否めませんが、
特にマップは、発掘アイテムまで掲載されているので
重宝します!
誤植が多いのでちょっと減点。
序盤~中盤までしか対応していないので、続きはコンプリートガイドに期待しましょう。
Rhapsodia Original Soundtrack
幻水シリーズは曲が良い!
Rhapsodiaも期待どおりに心地よく、アレンジも美しく、懐かしい曲も入ってます!
「Rune of Punishment」フルバージョンは感動モノ!!
クラウン・オブ・ファジー・グルーヴ
山本精一の八面六臂の活動についてはいまさら多くを語る事も無いだろう。
しかしながらこの作品は自身が「真のファーストソロ」と断言した作品である。
ここには言葉は不要。聴取者はただこの音に身を委ねれば良いのである。
ここには人間本来の姿としての山本精一が音によって表現されているように想えるのです。音は時として言葉よりも雄弁です。この音はかなり4次元的です。かつてエリックドルフィーの放った「音は空に放たれ消える」という言には、空海が言うところの「空」に集約された、事象の刹那に内包される永遠が在った。永続的な時間の中では一切の制約を受けずに自由な感情で動きつづける本質が在る。それこそが「空」であるんですよ。つまりは「音」です。
ここに在る「音」は「空」に溶けます。我々を取り巻く周囲にはジツは目に見えないけれどカクジツに存在する粒子が遷移しています。それは古代人の言うところの「エーテル」でもあるんですが。山本氏はこのエーテルを利用して本来は消えてしまう「音」をCDという物質に永続的に閉じ込める事に成功したようです。すべてはあいまいな記憶の集合体であるこの作品のためでもあるようです。この作品はお手持ちのCD再生装置にセットして再生すると、あいまいな情報を語り始めます。騙るのかもしれません、或る意味では(笑。
それはひどく個人的でもあるのですが同調(シンクロ)しますと実に日々の生活に潤いと喜びを加味してくれます。私個人の意見ですとこれは至福です。
再生時間の終わりの方になりますとそれそれは素晴らしい至福の世界が待っているようです。(曖昧なままに)
素 晴 ら し い
RHAPSODIA ラプソディア (コナミザベスト)
慣れるまでに時間はかかりますが、どうすれば勝てるのかわかってくると楽しくなります。
4の続編・外伝というよりは、これと4でひとまとまりの物語。
河野女史の淡い色彩で描かれたキャラクターも魅力的です。
4とセットで買うと良いと思います。
ラプソディア
最初の評者”ニゴチュウ”様が本CDの魅力を余さず書いておられます。私は安心して自分の
感動だけを書き連ねることができます。
【エネスコとリゲティー】
このCDにはエネスコとリゲティーの曲が収録されています。
以前からエネスコの弦楽八重奏が好きでしたエネスコ:弦楽八重奏曲&ピアノ五重奏曲。
この曲は、ロマン派終着点の音楽の様相。シェーンベルクの初期の作品と雰囲気が似て
います。きわめて洗練された音楽です。私はエネスコがドイツ人だと思っていました。
リゲティーは繊細で微妙な音楽。彼はフランス人だと思っていました。
【東欧一族】
実は、エネスコはルーマニア人、リゲティーはハンガリー人だったのですね。コパチンスカヤは
お隣のモルドバ人。
「ラプソディア」を聴いてビックリしました。エネスコの曲がコテコテの東欧なんです。トラック7の
リゲティーの曲は巧みなガラス細工のようなクラシックですが、彼にもハンガリー的な曲が沢山
あるのかも知れませんね。
”まっとうな”西欧クラシックの語法で作曲できる大家も、自分の故郷の音楽への愛着に、思い
の丈をさらけ出している。心の安らぎと、音楽上の楽しみ…人を楽しませるより、自分が楽しん
でいる。本音なのかも知れません。
【民謡】
ツィンバロンの入った民謡も素敵です。舌を巻くような演奏です。パトリシアさんのお父さんの
演奏だそうで、ツィンバロン奏者ヴィクトルさんは、もしかするとモルドバでは娘さんよりも有名
な方かも知れませんね。人間国宝みたいな。問答無用で引き込まれていきます。
…クラシックとか民謡とか、そう言う範疇を超えた「音楽」そのものです。
【パトリシア】
これは実に面白いCDです。音楽をする楽しみが伝わってきます。ジャンルを超えています。
−−−このCDに収録された曲を演奏する世界最高のバイオリニストは誰だろう?−−−
パトリシア・コパチンスカヤさん以外に考えられないんじゃないでしょうか。ファジル・サイとの
協演で世に出た(もちろん国際コンクールの優勝歴もあります)彼女の演奏のルーツをここに
見ることができます。