ドラッケン
ファミコン版ドラクエ3を洋物神話風にした感じのロープレゲームです
スーパーファミコンなので、ファミコンよりは絵はいいですが「全体的に非常に」シンプルです。
村、街は無く、最初から大きなエリア(外エリア)に、各所に単独で存在する一軒家に
情報が聞ける酒場 普通の家
アイテム、装備が売り買い出来る店などがポツンと在るだけです。
戦闘は行動を登録しておけば、後は勝手に戦います。が、放置していると、よく死にます
あとは装備がよく壊れます。ちょっと目を放すと全身鎧のガチガチ戦士が、戦闘後には全裸で立ってたりします(ダンジョンやお城で何度でも盗…取れます!)
いきなり強い装備も取れたりします。
経験値稼ぎは、敵が無限に湧く部屋とかあったりするので楽かも。
ストーリー、システムなどは盛り上がりも何も無いですが、朝、昼、夜、移動している場所に合わせて変わる音楽だけは最高です
昔の洋風剣士の英雄伝アクションゲームなどに出そうな曲が流れますね
スーパードラッケン
正直、SFC版の「ドラッケン」は、その移植っぷりに”コレジャナイ”な思い出があったので、
その移植メーカーが作るジャパンドラッケンにオリジナルのドラッケンテイストを
求めるのも酷かと思い、日本的な仕上がりになったのは理解できる。
その意味で考えると、この「スーパードラッケン」は、
当時の日本のアクションRPGとすれば及第点の出来じゃないかな、と。
確かに、シナリオは唐突で、必然性に欠き、薄っぺらいと思うが、
ゲーム性で言えば、
バランスは良いし(難易度は序盤のボス戦以外大して苦労することも無い)、
アクションも小気味良いし(若干単調)、
グラフィックはそこそこ頑張ってると思うし(そこそこ)、
BGMも昔のパソゲーを思い起こさせる出来だし(つまりチープ)、
さほど迷うことも無いし(お使いゲーム)、
クリアまで20時間ほどの程よいボリューム(やりこみ要素は無し)、
と、まぁほどほどに楽しめると思う。
もうちょっとシナリオと演出を練れば、もう少し良い評価のゲームになったと思うが。
ってこれ、発売時期は「聖剣伝説2」の1年後だったんだなぁ。
当時、定価に近い値段で買っていたら自分も、「失敗したな」、と感じたろうなぁ、と
ここまで書いてきて思った次第ではある。
ま、実際買ったのは、中古で300円程だったんで、楽しめたけど。