「欲望という名の愛」
あまり細かいことを気にするのは野暮だと思いますが、
倉科くん、拉致ってるやくざがまともな薬をくれるわけないでしょう。なぜ信じるかな。
樋口さん、視線で倉科くんがあなたに好意を持ってるって気付いていたのに、、、倉科くんの告白に驚きすぎでしょう、
松波さん、仮にもヤクザのナンバーワンが、銃をつきつけられてびびるって、、、そもそもそんな隙を見せませんよね。
黒田さんのハードボイルドな甘い低音ボイスは耳障りがいいし、
卑怯だけどどこかにくめない谷山さんの演技もよかったのですが、
あれやこれやが気になって、物語にあまり入り込めませんでした。
とにかく「声」を楽しむことに集中できる人であれば、最高の一枚だと思います。
フリートークの谷山さんの自爆トークは伏せ字が多くてかぶせているSEがうるさかったのが残念でした。
可笑しい愛 (集英社文庫)
クンデラの魅力、思想が手軽に味わえる短編集だが少々物足りないかも。
旧東ヨーロッパの堅苦しい雰囲気をユーモラスに描いた
「だれも笑おうとしない」と「エドワルドと神」が珠玉の出来。
いわゆる政治や人権の問題に興味のある人やそういった活動をしている/していた
人は一度読んでみると身につまされる部分があると思う。
ところでタイトルは「可笑しい愛」となっているが、あんまり笑えない。
もっとも笑えない自分こそがクンデラが批判している堅さなのかもしれないが。
MAID iN HEAVEN SuperS 初回限定版
CG枚数も大量で、声優も良い。
DOSの頃に比べれば雲泥の差です。
(DOSの頃は、画面が小さくて、パラメータウィンドウが邪魔だったし)
キャラは、前作品のキャラにそっくりですが、
この世にはそっくりな人が3人いるというので問題無いのでしょう。
システムはあゆみちゃん物語系
要はラブラブ調教系
CGも豊富で同じ絵でもパターンが多くボリュームは一杯です。
やけに前戯系が多いけど気にするな、元ネタがこうだったんだから。
ゲーム自体は非常にテンポよく進みますのでストレスは感じません。
ただ、ある意味理想のお手軽システムですが、途中で『飽きてくる』のが致し方ないところ。
日常のテキストのテンポ良さで補おうとはしているみたいですが、
絵、量、声、文、全て問題ないのでこの点です。
しかし、このゲームに出てくる主人公が勤めている会社
ある意味、理想系です。
ハンズ・オール・オーヴァー
maroon5節が全開の先行シングル(Tr1 "Misery")を聴きながら、
期待に胸を膨らませて待った最新作。
これまでに築き上げたスタイルを基本にしつつも、
新たなる挑戦を感じさせる内容で、
またしてもバンドの底力を思い知らされました。
大胆な音作りと派手できらびやかなサウンドがとても印象的です。
相変わらず楽曲のクオリティはさすがのもので、
ピリッとひねりの効いた楽曲群に魅了されます。
ちゃんと今回もヴィッツCM風の曲も用意されてますしね。(Tr6 "I Can't Lie")
どの曲もよく作り込まれているので、
聴き込むことでまた印象が違ってくるかと思います。
しかし、ほかの方も書かれているように、
今回のプロデュースが合っていたかどうかに関してはやや疑問を感じます。
バンドサウンドがバックトラック的になったことによりバンド感は弱くなっています。
ときに安っぽく聴こえることもあり評価をマイナス1にしました。
アルバムを通しての雰囲気として、
バンドが転換期に達した印象があります。
別の言い方をすればやや煮詰まった印象もあるのも事実で、
この部分をどうとらえるかで賛否が分かれると思います。
ある意味、新しいmaroon5の始まりともとれる今作、
今後の活動も気になるところではありますが、
ひとまず今は待ちに待ったこの最新アルバムを存分に楽しみたいと思います。
PIL collection SM3800シリーズ Maid in Heaven ~愛という名の欲望~
ちゃんと時を経ながら物語を進行して、アイテムあり調教ありとそれはそれでいいのですが、やっぱり事務的作業になっちゃうんだよなあ。
いわゆるムフフなシーンもそうした事務的作業一辺倒で半減してしまうかなあ。
メイドスキーならいいかもしれませんが、個人的に好きですよ。
もちろん。