THE BASEBALL2003 バトルボールパーク宣言 パーフェクトプレープロ野球 秋季号
現在リアル系野球ゲームが各社から発売されていますが中でも
グラフィック、プレイ感の両方で今作は非常にうまくまとまっていると思います。
システムは大ヒットタイトル「実況パワフルプロ野球」
(以下「パワプロ」)とほぼ同じでパワプロをプレイした事のある人ならすぐなじめると思います。
またパワプロのシステムが難しいと感じる人にも豊富な打撃補助システムが用意されているのですぐ遊べるようになっています。
私の感覚としてはパワプロよりも打ちやすいと感じました。
強打者の場合、パワプロでいう強振時の間芯が大きいので強振でもインパクトしやすいです。
また変化球の変化も視覚的にわかりやすいので
パワプロで変化球を投げられるとまったく打てなかった人(私も^^;)
でも変化球を捉えてホームランにする快感を楽しめると思います。
このゲームは秋季号ということで
2003年春に発売された同タイトル(以下「春版」)のデータ更新版になっています。
しかし単なるデータ換えではなくグラフィックやモーションの春版で不満だった箇所が修正・強化されています。
(まだコンピューターの思考に?な所も見受けられますが。次回作に期待)
総合的にみてもリアル系プロ野球ゲームをかうなら一番おすすめです。
AKI MIZUSAWA―PHOTOGRAPHY KISHIN SHINOYAMA 1975‐1995
発売されてから、15年以上経っているので、もう中古でしか買えないのかなぁ〜?と思い込んでいたので、新品を定価で買えた時は本当に嬉しかったです。激写文庫の水沢アキの情熱は既に持っていたので、それ以上の粋な写真が見れて感激しております。写真集マニアの私から一つ言わせて貰いますと、この写真集の紙の材質が、一般的な写真集のツルツルした素材と違い、ざらついている所が玉にきずかなぁ〜と、思います。内容面では、肉体の歴史を辿っていけて、素晴らしい作品に仕上がっていると思います。
Only you リベルクルス ドラマCD付
PC時代から結構気になっていたリ・クルスの移植版ということで・・・
移植前にはなかった声がついたり、ところどころ(当然OPにも)アニメが入っていたり、萌えも燃えも暑苦しさ(笑)も倍増してます。
きわどいシーンもそんなに鼻に付く程度ではない小ネタレベルなので許容範囲内です。
ただRPG部分がかなり面倒、一部声優さんにイメージがあわない人がいる、若干全年齢向けに入れた演出がイマイチとこの辺で損してます。
声つきはどうも嫌、原作の燃えるノリのほうがいい、という人はPC版にした方が無難だと思います。
伝説のスタフィー3
シリーズ3作目の今作はカワイイ妹のスタピーが登場します。
今回もとても親切な設計で、このシリーズは初めて、という方でもすんなり入り込めるつくりになっていて、はじめのうちはおはなしの展開にあわせてスタフィーとスタピーの操作を少しづつ覚えながら進めていきます。
2周目に入るとこれまでどおりステージセレクトができるようになって、スタフィーとスタピーをいつでもチェンジできるようになります。
時には二人の能力をうまく使い分けながら進めることになるのですが、これが適度にアタマを悩ませるつくりになってて、とても楽しいです。
というワケで今回も、とても良くできてはいるのですが…。
…一つだけとても残念だったのは、2周目の最終的なボスがそれまでとは比較にならないほど強いことです。これはちょっとこども向けにしてはツラすぎます。
個人的には最近のゲームのマニアックなやりこみ要素を過剰に付加する傾向は感心しませんが、とうとうスタフィーもその道を辿ることになってしまったようです。それでなくても今の時代はゲームが溢れているのに、こども向けのゲームですら、終わらせるのにとても長い時間がかかってしまうのは、感心できません。
ゲームばかりでなく、外で遊ぶ時間を持たせてあげるくらいのゆとりのあるつくりこそが、ホントの意味でこどもたちに親切なゲームだと思うのですが、今回のスタフィーはそういった配慮に欠けています。
そういうワケで☆-2ですが、2周目の終わりのほうのみ評価するのであれば、☆2つもいきません。それくらい不親切です。逆に言えば2周目の終わりを考慮に入れなければ、☆5つです。
これからお子様に買ってあげようか迷っている方がいましたら、参考になれれば幸いです。
やさしい手 [DVD]
内容やジャケットの構図等から言っても、先程公開されたマリアンヌ・フェイスフル主演の映画『やわらかい手』にインスパイアされた作品である事は間違い有りません。
物語は、世事に疎かった中年の人妻が、蒸発した夫の借金を返済する為に風俗の世界に飛び込み、様々な経験を経る中で、やがて自立した一人の女性へと成長して行くといった…まあ往年の日活ロマンポルノ等に良く見られた典型的なパターンと言って差し支えないでしょう。
ヌードシーンと言ったら、シャワーシーンでの裸の後姿が数シーンのみで、乳首もチラリと見えるだけです。なので、そういった事のみを期待して鑑賞したか否かで、この作品に対する評価は、相当異なるとは思います。
それでも、子供の頃に“綺麗なお姉さんだなあ…”と憧れていた、あの水沢アキさんが、此処まで熱演してくれた勇気に対しては、僕は大変満足しています。彼女の演技は、ハッキリ言って下手っぴですが、途中コメディタッチな部分も有って、彼女の意外なコメディエンヌとしての才能も垣間見る事が出来ますし、深刻な内容だったりもする訳ですが、彼女が演じていると、テレビのホームドラマでも観ているかの様な、妙な?ホノボノ感に浸る事も出来ました。
物語の後半、意外?な展開も有ったりします。脇役も、風祭ゆきさんや宮川一郎太さん等、そこそこ(失礼…笑)知名度の有る俳優さんが演じてくれています。
映像特典が予告編のみで、メイキングやスタッフ・キャストのインタビュー等が何も無かったのは残念。特に主演の水沢アキさんが、この作品への出演を決意した心境辺りは、詳しく話を訊きたかった気はします。
これ監督って、女性なんですかね?もしかしたら女性向きの映画なのかも知れない。
“綺麗な女性は、幾つになっても美しいな…”と、僕はこの作品を鑑賞して、素直にそう感じました。