宮河家の空腹 (1) (単行本コミックス)
同じ著者の「らき☆すた」シリーズは、いわゆる「日常あるある」をテーマにした作品だが、そのスピンオフ的な本書は一言で言うと「非日常ないない」をテーマにしていると言える。
現実的な性格だが健気な妹と、優しいのだがオタクな姉。その姉妹が日々の食事にも苦労する非日常的な貧乏生活を送るというお話なのだが、それほど貧乏な割りには色々な物がありすぎて「いや、普通ないでしょ、そんなに貧乏なら」という不思議な世界になっている。
とは言え、それなりにキャラは立っていて面白いか面白くないかと言われれば面白い部類に入る4コママンガだ。
多分、4コマだから成立する笑いの世界である。
ストーリーを立てた話にしたら作品世界が崩壊すること間違いない。
それでも、それなりに面白かったので星4つ。
ドラマCD らき☆すた
自分はキミキスをやっていたため泉こなたの声が咲野明日夏にしか聞こえない。
どうしても頭の中で青の髪のこなたじゃなくて茶髪の咲野明日夏が浮かんでしまう。
かがみの声は思ったよりスクールランブルの天満を想像せずにすんだ。
話は面白いしファンなら買って損はないと思います。
らき☆すた 2 限定版 [DVD]
やっぱ値段高いなぁ…"らき☆すた"は好きなんだけどレンタルで我慢しとくかぁ……
なんて思いつつ、結局は限定版の方を買ってしまった私です(苦笑
買ってしまってから言うのもアレですが、やはり高いっすね…
個人的にゲーム要らないから千円くらい安くなりませんか?と販売元に聞きたい気分です
内容自体は、そこそこ面白かったと思いますね
こなたが見てるアニメが"ハルヒ"だったり、言い訳が"Kanon"の1シーンそのままだったり…京アニ制作のアニメを扱った子ネタ(?)なんかも個人的には好きですし
ただ一番驚いて、しかもツボだったのはこなたのモノマネですかね。もはやアレは似過ぎでしょう(苦笑 (正確ではないかもしれませんが)上のタイトルに書いたセリフが一番ツボでした(笑
私個人としては第3話「いろいろな人たち」はわりと普通で、第4話「やる気の問題」が面白かったように思います
最後に、折角の特典映像なんですが、正直この内容なら要りません……!
どうせなら、監督のインタビューだとか、制作秘話や裏話的な内容のほうがまだ良かったです
らき☆すた (1) (単行本コミックス)
アニメが面白かったので購入してみたのですが、原作のネタ+αで怒濤のアニメ版に比べると少しあっさりとした印象。
結構面白く読めましたが、先入観無しでこの漫画に出会っていたらアニメ版程には引き込まれなかったかな? とも思います。
少なくとも、アニメから入った人には物足りなく感じてしまうかも。かと言って、先に原作を読んでしまうとアニメを観る楽しみが減ってしまうし…。
アニメ→原作か、原作→アニメかは究極の選択ですね。でもまあ、どちらか一方にハマった人なら十分もう一方の方も楽しめると思いますよ。
らき☆すた 1 限定版 [DVD]
内容的には爆笑を誘うというよりも、「あるある」的な共感とか、
どっかで誰かが送っていそうな何てことの無い日常に少しクスッとさせられます。
登場キャラ(ほとんど女子高生)を男子に置き換えてみると、成る程、僕の高校時代にも「こなた」みたいな奴がいたなぁとか、
僕は何となく「かがみ」みたいなポジションだったなぁとか、少しだけ郷愁を感じてしまったりします。
この作品に限らず、最近は超常的な世界への憧れよりも、今自分達のいる世界だって捨てたもんじゃない、
等身大の自分だって主人公になれる、そんな日常を肯定する(したい)作品が多くなった様な気がします。
こんなまったりした日常へ憧れてしまう自分は、現実的なステレオタイプ人間なのか、単に年をとってしまったのか。
それとも子供達は、相も変わらず途方も無い夢の世界に憧れているのでしょうか。
子供とも大人とも言えない少女達の日常が、僕には何となくセンチに感じられてしまいます。
雑誌掲載時は知りませんが、単行本は印刷が薄めで、特に吹き出しの隅等にある手書き文字がとても読みにくい。小さいですし。
作者さんも将来単行本になるとまでは想定していなかったのでしょうか? 単行本での読みやすさも考慮して執筆していただけたらなぁと。