スターズ・オブ・CCTV+ライヴ・アット・ジ・アストリア(DVD付)
Living for the weekendが好きで欲しかったのだが、元々評判の高いアルバムだったし、DVDの収録数も多く迷わず購入した。Move on nowはとても胸に染み入るようなメロディーと歌詞で気に入った。あと、Stars of CCTVも良かった。 スターズ・オブ・CCTV+ライヴ・アット・ジ・アストリア(DVD付) 関連情報
本人達が「Big Audio Dynamiteにヒントを得た」と語っている通り、あらゆる国や時代の多彩でモダンなダンス・ビートと、ロックンロールやソウルのクラシックを彷彿させるメロディや楽器の音が好対照を描きながら同居している。アルバムを通して今まで以上に多様な曲が並び、全然飽きさせない。さらにこの人たちの特徴として、一曲ごと、そしてアルバム全体を通して様々なストーリーを感じさせてくれるところがあるが、その特徴は今作においても全く損なわれていない。それどころか、歌詞だけでなく声や音やリズムを通して、こんなにひりひりと誰かの人生の一場面を、自分の人生で起こったことみたいに感じさせてしまう音楽があるだろうか。いやない。全曲最高です。1曲目から熱く暑苦しい漢のロックンロール全開。ハウス、ヒップホップ、ソウル、レゲエ、その他中東風のリズムなどが混在する今作は、世界にはこんなに踊るための、生きるためのリズムがあるんだぜ、と投げかけてくるかのよう。踊るしかない。最後の「キラー・サウンズ」はバンド史上最高の名曲だと思う。こんなに暑苦しいのに、最後はなぜか涼しく爽やかな気分になるのは不思議。ボーナストラックは弾き語りなど、ちょっとリラックスしたハード・ファイの一面が楽しめるので、ファンは迷わず買いです。 キラー・サウンズ 関連情報