BURRN ! (バーン) 2008年 07月号 [雑誌]
76〜77ページ参照、フロリダ州マイアミから新たな期待の新人バンドが出ました。名はBLACK TIDE。
メンバーの平均年齢は14〜19とまるで今も現役のスラッシュ・メタルバンド、DEATH ANGELの様です。
曲の方は未だ聞いたことがないのですが、未だデビューしたばかりだというのに今年のラウド・パークに来日したのだからこれから期待できますね。
ブラック・バタフライ(初回生産限定盤)
僕にとって、1st『Buckcherry』の頃からずっとフェィバリットバンドの一つである彼ら。
2nd『Time Bomb』までの荒々しさは前作『15』同様に身を潜めた感はあるけど、万人ウケするメロディセンス・リフワークは相変わらず耳に心地良い♪
曲がいいのは勿論だけど、今回はjoshの作詞スキルがかなり向上しているとこにも注目☆ 【Rescue me】【A child called "It"】はそのままズバリ、ベストセラー本『A child called "It"(Itと呼ばれた子)』にインスパイアされて書かれた歌詞(だと勝手に思ってますw)。『15』でかなり減った、お得意のセックス・ドラッグ・アルコールをモロに連想させる詞は、今回はそれ以上に少なくなりましたねw エアロスミスの天才steven並に書ける日も近いか!?
話は変わって、今回の自分的目玉は【Rescue me】【Too drunk】【Dreams】【Rose】【Cream】の5曲♪アルバム通して捨て曲が見当たらないとこに今の彼らの勢いがよく伝わりますね♪
1stのカッコよさ、3rdの聴きやすさを程よく合わせた(勿論2ndもいいですよw)今回のアルバム。Buckcherryの進化は止まらねぇです☆♪
余談ですが、AC/DCの新譜も良かったです♪次は『Honkin〜』に続くAerosmithの新譜に期待ですねw …え?ガンズ?曲自体は楽しみですが、ん〜、アクセルのあの"アヘェ〜"声が苦手なものでww
Buckcherry
Buckcherryは直線的でYardbirdsやRolling Stonesの初期が好きな人にとっては良い。Guns and Rosesの1stにも近いし。ただ、このアルバムはこれにとどまらない。楽曲が非常にポップなメロディで成り立っている。しかもキッチリしたポップさだ。
直線的な曲はややともすると単調になる。リフレイン(繰り返し)でゴリ押しするも良いが、やはり数回聴くとあきるものだ。だが少なくともBuckcherryは独特のセンスによるバランス感覚で、丁度ノリを持続させる良いポイントを心得ている。上質のロックンロールが楽しめる作品。
オール・ナイト・ロング~デラックス・エディション(初回限定生産)
私は音(特にRock系)を聴くとき、はっきり言って一つのことしか考えない。聴いてて気持ちイイかどうか。そんだけ。Buckcherryの音って、まさに王道アメリカン・ロックってカンジで滅入ってる時なんかでも、「ま、そんなこと、どーでもいいっか」的なノリで聴かせてくれる。今丁度Our Worldがかかってるけど、このdrumsのちょっとリズムを外すとこなんかいいねぇ。難しいことなんかどーでもいいじゃん。専門的なことが全く理解らない、直感でしか聴かないわんこですが、最近のお気に入りトップランクのバンドです。Joshの声も独特のVibがかかった彼しか出せない声でだーいすきです。guitarの疾走感も好い好い。メロディーだってきれいでしょ。Motleyのラインから聴き始めたのですが、そのうち全アルバム揃えるでしょーね。