100歳までボケない101の方法―脳とこころのアンチエイジング (文春新書)
101も項目が並んでいるが、どれも簡単にできそう。しかも、アルツハイマー病をはじめ、長寿遺伝子の専門家が推奨するものなので、説得力がある。上手に歳をとる方法もあって、これなら納得です。
白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい
小学生に、学校で勉強する漢字について話す時にこの本を使いました。
漢字クイズを出して、「答えは何だと思う?」とおしゃべりしながら・・・
どのページからでも気軽に読めるし、イラストもあり、良かったです。
漢字に興味を持たせるきっかけ作りになったのではないか。と思います。
言霊はこうして実現する 伯家神道の秘儀継承者・七沢賢治が明かす神話と最先端科学の世界
言霊・神道・量子論を同時に扱った本は、恐らくこれがはじめてだろう。古神道から天皇祭祀が形骸化されるまでの背景が記載されていることで、日本人が言霊をどう扱ってきたかがわかる気がする。本書にある「構文の5階層」を実際に試してみたが、自分が幾重にも客観視できてなかなか面白い。結局、言葉の的確さはそこから生まれるものだと実感される。自分の言葉一つで相手も変わるが、最も影響を受けるのは自分だと思う。しかし、実際にはそれが宇宙全体に影響すると書かれている。祭祀や神事はそれを利用したものだというのだ。確かにそうだろう。オカルトめいた話ではなく、古くからある神話と量子レベルの科学を基点に論じているため、怪しげな路線に走らず、一部驚きながらも確信を持って読めた感がある。
天国への階段 Vol.4 [DVD]
今年の4月から、7月まで日本テレビで放映されていたドラマのDVDです。
視聴率はさほど高くはなかったのですが、ドラマの出来はかなり高い方だと思います。
何と言っても、登場人物が魅力的で、BGMの使い方も非常にうまく、ストーリーもテンポよく進んでいました。そのため、最終回の期待感も高かったです。
しかし、その肝心な最終回は、強引にまとめた印象で、今まで残した伏線も分からないまま、中途半端に終わってしまってがっかり・・・。
せっかく完成度の高いドラマだっただけに、この最終回だけは、かなりの汚点になってしまいました。
しかし、それ以外は、人間の心理について考えさせられる内容になっているので、是非たくさんの人たちにこのドラマを知ってもらいたいと思います。