みつどもえ 11 (少年チャンピオン・コミックス)
今までエキセントリックすぎるためかスポット的にしか登場してこなかった松岡さん、今巻は出ずっぱりです。
私、みつどもえキャラでは松岡さんが一番好きなので、もう私の業界ではご褒美ですよ〜
彼女はおがちん以上に天然なんですが、まさか夏休み中丸井家に居候するとは。墓地で野営もするし、ほとんど人間の野良ですね……。ぶっちゃけ天然で無防備(住職)・おまけにエロイというとこが松岡さんのぶっちゃけすぎた魅力なんですが、オカルト以外は実は意外とまとも・いい子という落差はすごい破壊力です。「5キロ太ったから諦める」なんてのはギャグとしては古典と言っていいネタですが、今までベクトルが垂直に屹立していた松岡さんがやるので、笑いというよりなにやら感動すら呼び覚まします。
ほか、ひとはが随分と輪に溶け込んできてよかったなぁ……と。11巻まで読んでるともはや親心が。
ギャグ話にさらりと「杉ちゃん呼び問題」を絡めるあたりは、ほんと桜井先生上手いすねー
みつどもえ 5 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
矢部 智、この作品のヒロイン丸井3姉妹の通う小学校のクラス担任、いわゆる「いじられキャラ」で、三つ子達のいたずらの標的にされる事もしばしば、他の生徒達にもあまり尊敬されてる様子は見られない、愛しの保険医「栗山先生」に「変態教師」とそしりをうけたり校長先生にしょっちゅうお説教されたり、みつごの父に半殺しにされたりと散々なめにあう彼だがどこか飄々としてしぶとく、個性派ぞろいの6年3組をなんとかまとめ上げている様に思う、
実際彼が赴任してくる前のみつご達はクラスの中で浮いた存在だったようで初期の原作を読むと彼女達が常にクラスメイトの冷ややかな視線を受けているようすが見て取れる、しかし「矢部っち」の三つ子達の個性を全力で受け止める様を見ているうちに他のクラスメイト達も各々と個性を発揮するようになりそれまでモブキャラにすぎなかった子供達がどんどん前に出てきた、これは全てを受け入れてくれる存在(矢部っち)にいままで抑えてきた彼らの本来の姿が現れた結果なのだ。
この素敵な「矢部っち先生」を演じる「下野 紘」氏も優しさとしぶとさを感じさせる快演ぶり、(モブシーンでは女生徒の声をあてているとか)氏の活躍で「矢部 智」はより愛されいじられキャラとして開花したのである。
みつどもえ 2 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
エウレカのレントンとか、鋼〜のセリムとか
少年声でヒットを飛ばす三瓶由布子が
佐藤くんでも、かなりぎりぎりの熱演をしていて
本当に素晴らしいです。
これって男性声優が演じていたらエロさが
強調され、佐藤くんの純粋さ+天然ぶりが
薄まっただけに、彼の声は女性だったのが
いい意味で+になってます。
でも冷静に考えたら、パンツでサッカーしてる時点で
佐藤くんも十分にアホ・・・(笑)。
みつどもえ 7 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
ついに最終巻、ということでジャケットも豪華に三姉妹勢揃い。
本編の面白さはもはや言葉では語りつくせません。アニメでこんなに笑ったのは初めてかも。
「ああ、小学生時代にこんなことあったら面白かっただろうなあ」(当事者にはなりたくないが・・・)
と童心にかえって楽しめる、良質のエンタテイメントです。
とはいえ、内容はきわめてブラック!小さいお子様には薦めてはいけません!(笑)
各巻についてくる特典CDも「みつどもえ」の楽しみの一つ。今回はドラマCD第4弾です。
今回もところどころで笑わせてくれます。
・トラック1「木曜の相談」
原作からのエピソード。宮下さん、ひとは、松岡さん、そして吉岡さんの「恋に関する相談」の話。
宮下さんがまた痛いキャラに。。。彼女の親切が報われる日はやってくるのでしょうか(^^;)
・トラック2「視界にひとつだけの頭」
これも原作からのエピソード。席がえで宮下の後席になってしまったひとはの受難。
これは音だけでは展開がわかりづらい・・・!!もともと「絵」で見せる笑いが多い回だったので・・・
原作を読んで補完しましょう!!(^^;)
・トラック3「今日のみつご」
これはオリジナルかな?登場人物によるラジオ番組形式のオムニバス。
「杉崎vsみつば in ハンバーガーショップ」「宮下の相談コーナー(笑)」などなど、
各キャラの持ち味が多分に活かされており聴きごたえたっぷり。原作ファンなら聞いて損はなし!