ほんとにあった!呪いのビデオ21 [DVD]
すでにホラー業界の寅さん(最近では釣りバカ?)化しつつあるのか、足掛け7年もシリーズが継続するとは、正直、嬉しい予想外でした。
ただ、長く続けばマンネリ化というデメリットも生じる訳で、私も全シリーズ制覇しているもので、その惰性で昨今は鑑賞しているというのが現実です。
当初から、フィクションの類いの映像もあるのは薄々確信してましたから今更ヤラセ云々というのはど〜でもいいですが(投稿映像に賞金が出るんだもん。ヤラセもあるよ)、要はその映像の出来=怖さ、が良質であれば、問題無いわけです。
で、今回、久々にありましたよ。背筋も凍る(過剰表現かな)ような映像が・・・
三面鏡の前で幼い娘さんが遊んでいるところの風景なんですが。
すでに三面鏡というアイテムがあるだけで、何がある! と期待させるんですが、まさかあ〜ゆうパターンでくるとは・・・ホラー映画では、珍しくない感じもしましたが、いやはや、結構、吃驚というか気持ち悪いですよ。
それ以外の投稿映像は、まぁ普通です。「誘拐」なんて、ちょっと演出がやり過ぎだろ!って感じ(ヤラセ疑惑に拍車をかけるもんだ)がしますがね・・・
匂いの記憶
作品それぞれの感触が全く異なる、振り幅の広い短編集という印象を受けた。
若手作家のイージーリスニングのような小説を続けて読んだ後だったので、久々に心地よい苦さを味わえる作品だった。
“匂い”というテーマにも、映像ではなく、あえて小説という形態で表現することの意義を感じた。「涙の匂い」と「糸とんぼ」が秀逸。
三面鏡(紙ジャケット仕様)
Jamesの影にかくれがちなTaylor兄弟の中で、Livingstoneはジャジーなソフトロックとして幅広いリスナーに受け入れられると思います。
初期の作品の中ではNick DeCaroがプロデュースしたこのアルバムが洗練されていて一番のお薦め。ヒット曲「I Will Be in Love With You」ばかりが語られがちですが、この曲は初期の2枚の延長上ともいえるカントリータッチの佳曲。後の作品に繋がるお洒落なサウンドはむしろほかの曲の中にあります。最近のアルバムも素晴らしいので、このアルバムが気に入ったらぜひ。