サム・ガールズ・ライヴ・イン・テキサス '78【初回限定盤DVD+CD/日本語字幕付】
STONESは色々な種類の“最高レベルだった時期”があって、演奏家集団としてのSTONESは73年のMick Taylor在籍のライブ演奏でしょう。
これは文句なしで、、、ビートバンド(?)としては67年の短期間の欧州ツアーをブートレグで垣間見ることができる。
そして、R&Rバンドとしての完成形は、やっぱり78年か、というのが、このDVDを観て感じたこと。
確かに81年、82年のツアーは30代後半とは思えない疾走感あふれるもので、評価もしたいのだけど、78年を押す最大の理由はバンド編成。
基本、Stonesの5人に、Ian Stu、とIan Macの二人のIan. これって、Stonesがデビューしたときの編成にMacが加わっているだけ。
その理由もおそらくStuがSomeGirlsを評して、Status Quoみたいな楽曲では俺はピアノは弾かない(弾けない?)と言ったからじゃないか、と思われる。
78年の演奏は60年代の初頭に、ロンドンのクラブでプレイしていたStonesの直線上にのったものだと捉えることもできるわけで、やはりR&Rバンドの完成形、としても良いんじゃなかろうか。
この後、結局はサポートメンバーを膨らませながらパッケージショーとしての完成度を追及する形となってくる。。。。。それは悪い流れではないけども、78年の持っている空気はやはり素晴らしい。
Saturday Night Liveはまぁ嬉しいおまけだね、Mickは悪乗りしすぎてウイスキーを飲み過ぎ、声がすっかりつぶれているのはご愛嬌だ。
THE ROLLING STONES
1965,1966年のストーンズの見たこともない写真が満載です!
著者(写真家)のベンツ・レイはメンバーの中でも特に当時ブライアンと親しかったとのことで、今までの写真では見ることのなかったおどけたポーズをとる、いたずらっ子ぽいブライアンがいっぱいで、ブライアンファンなら8,400円は決して高くないと思われます。
(中には下着姿まで!しかもブライアンだけ・・・)
自宅でくつろぐ各メンバーの写真もこの写真集でしかお目にかかれないのでは。
この時代が一番ブライアンにとっていい時代だったのかと思うと、帯のムッシュかまやつさんの言葉「このストーンズ、とても切ない。」に共感してしまいます。
ストーン・アローン―ローリング・ストーンズの真実〈下〉
世界最強(最凶?)のロックンロールバンド、THE ROLLING STONESのベーシストであった著者が、自らの生い立ちを語るとともに、STONESへの加入から世界的大成功、それに伴う環境の変化やメンバー間の確執など、当事者でしか書き得ない内容がテンコ盛りである。著者の驚くべき記憶力と記録力によって、それぞれの出来事が細かな日付とともに順序だてて記述されており、バンドの歴史の流れもつかみやすい。英国人的な皮肉っぽい書き方も面白い・・・ただ、いくら日記につけてたからって、カネの話はちょっと細かすぎ(笑)
サム・ガールズ・ライヴ・イン・テキサス '78【初回限定盤Blu-ray+CD/日本語字幕付】
予備知識をほとんど入れずに視聴しました。
78年の作品なので画質・音質への期待度は高くなかったのですが、画質は期待以上、
音質(dts-hd)はストーンズのライヴ作品では史上最高だと思います。
調整次第で33年前の音がこんなにクリアになるとは…
スピーカではなくキース・ロンのギター・アンプが目の前にあり、そこから音が鳴っている…
誇張ではなく本当にそう錯覚してしまうほどギターの音がはっきり聞こえます。
演奏内容自体も、特にサムガールズ・ナンバーでのキースのプレイは圧巻です。
二の足を踏んでいるストーンズ・ファン、特にキースのファンは絶対に買うべき作品です(ブルー・レイで!!)
特典映像についてはオマケ程度に考えておけばいいでしょう。
ミックのインタビューについては、そもそもたかがインタビューを5.1chで記録する意味がわからないですし、
それを5.1chで聞く必然性もないでしょう。2.0chで十分です。もちろん音のズレ(自分は未確認)があるなら販売者は
何らかの対応をするべきです。
ローリング・ウィズ・ザ・ストーンズ (Sho‐pro books)
これまで さまざまなストーンズ関連本を読みましたが マニアック度では ダントツです!ビルの日付けまで残してあるマメさに感謝 ストーンズファンのマストアイテムと言えるでしょう。