9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~ コレクターズ・エディション [Blu-ray]
ティムバートンが惚れ込んでプロデューサーになったという事で予約買いしてみました。
人間をはじめ動植物も毒ガス他により滅んでしまった荒廃した世界を舞台に、廃墟と化した町で手のひらサイズの人形”9”が状況も自分の事すら判らずにふと目覚める、という風に始まって行きます。ストーリー展開は非常に早く、行動力豊かで好奇心あふれる主人公がガンガンと話を進めていきます。機械獣との戦いではかなり激しいアクションもあり、飽きずに最後まで見れました。
作中の軍事国家の回想部分など何となくCASSHERN(2004)のノリを思いだしました。人形たちは各自個性が立ち生き生きと動き回ってます。登場キャラクターの一部は監督が公言しているようにストップモーション・アニメの先人たちの影響が見られるのも、ストップモーション・アニメファンとしてはあれこれ想像できて面白いですね。
最後はある意味どんでん返しとも言える終わり方というのも作品の雰囲気ピッタリ。
画質・音質面はブルーレイ世代らしく非常に綺麗、字幕に手書き風フォントが入っている遊びはBDオリジナルの様。
ブックレットは9体の人形たちの見開きでの紹介と作中の小物・機械獣の各紹介が小さくですが載っておりなかなか見応えがありました。
とりあえず万人向けでは無いと思いますが、CGアニメに抵抗感無くトレーラーを見て興味が沸いたなら見て損は無い、良い作品でした。
ザ・メイズ(紙ジャケット仕様)
相変わらずの超絶技巧が詰まっている作品ではありますが、早弾きで圧倒するようなプレイはほとんどありません。彼のアルバムは元々捨て曲がほとんど見当たらないのですが、楽曲の充実度では本作が最高かもしれません。ジャンルを越えて多くの音楽ファンにアピールしうるアルバムです。
ティンカー・ベルと妖精の家 [DVD]
実は確か劇場版4部作として、製作されたティンカーベルシリーズ。残念ながら三部作目は日本ではDVDのみでリリースになったみたいですが、 シリーズ通してピクサースタッフが製作に関わり、クオリティは文句なし。ティンクの冒険譚は眩しい夏に舞台を移し繰り広げます。
シェーン [VHS]
「シェーン、カムバーーーック!」というラストの少年のセリフであまりにも有名な西部劇の名作。実はシェーンはラストで命を落としていたという近年の解釈を確認されたい方は、是非また見直してみることをお薦めします。
少年役の子役は、成人する前に事故で亡くなってしまったそうでお気の毒です。